2021年9月6日

お料理とは総合技術

お料理の技術というのは、食材を切ったり混ぜたり加熱したり、調味料を加えたりして、より美味しく食べることができるようにするだけではないですよね。

盛り付け?

ああ、そうですね。ちょっとした工夫で、料理を目でも楽しめるようにすることも意味があることでしょう。

しかし、それだけではありませんよね。

お料理というのはもっと複合的な技術なんですよ。料理に関わる一連の作業を組み立てて、手順よく進めていく上で避けては通れないのが、

整理整頓と片付けです!

片付けは最後にまとめてやると言う人もいますけどね、キッチンがどんどん汚れて散らかって、物を置く場所も作業するスペースも無くなっていくような状況では、事故も起きやすいですし、最終的に完成する料理にも影響が出ますよ。

まな板を使い終えたら、手が空いた時に洗うべきなんです。

肉や野菜をオーブンに入れたら、焼き上がるのを待つ間に洗い物をしたり片付けたりして、次の作業に備えるべきなんです。

ロースト料理なんていうのはですね、オーブンに入れてしまったら後はすることがないんですから、洗い物や片付けをする時間はたっぷりあるんですよ。

調理方法によってはつきっきりで作業しなくてはいけませんから、調理中に洗い物や片付けをするには慣れが必要なこともありますけど、オーブンを使う場合は時間があります。

そうした空いた時間に、

なぜ片付けないのか!洗わないのか!

キッチンを大散らかり大汚れのままにして、途中でどこかに行ってしまったら、他の人がキッチンを使いたくても使えないでしょう。

ただでも大散らかりなのに、ミキサー(ブレンダー)でスムージーを作って飲んで、汚れたミキサーまでそのまま放ったらかしにして。

おまけに、私が大事に使っているキッチンクロスを茶色に汚してそのまま放ったらかしている。

後でまとめてちゃんと片付ける?

あのねえ、汚れたまま放置したまな板やキッチンクロスは、時間が経てば経つほど汚れが落ちにくくなるんですよ!


昨日お料理に取り組んだうちの家族の一人の話ですけどね。

あまりにも見るに耐え難く、私が少し片付けました。私が片付けるからこの人が片付けをしなくなるという危惧があるのですけど。

キッチンクロスは石鹸を付けてゴシゴシ洗いましたけど汚れは落ちませんでした。何でもスイートポテト(さつまいも)をあれで拭いたらしくて。

仕方がないので漂白剤につけておきましたが、あの茶色い色はもう取れないかもしれません。

ところで、作ったのはローストラムと野菜のローストですが、ラム(子羊)の骨付きモモ肉は、朝から数時間かけて蒸し焼きにしていましたから、肉は骨からホロリと取れて、歯が無くても食べられそうなほど柔らかく、どうしてこんな焼き方にしたのかと私はがっかりしました。


プルドポークという料理があるでしょ?ああいう状態ですよ。

YouTubeかどこかのお料理サイトで見たのでしょうが、ほぐした肉をパンに挟んだりして食べるのなら良いですけど、ロースト野菜と一緒にお皿に乗せてグレービーソースをかけて食べるのに、かたまりのまま食べようとしても細かくほぐれてしまう柔らかさですからね、食べにくいし食べごたえがないし。

こういうのがお好きな方もいらっしゃるでしょうけど。

私は義母(夫の母)が作るような普通のローストの方が好きだと言っておきました。

大量の残り物が出て、夫の3日分の弁当になりましたが、まだ肉はいっぱい残っています。

そう言えば、この人が先週作ったカンガルーのひき肉1キロを使ったミートソースは、あまりにも不味くて作った本人も食べる気がしないらしく、冷蔵庫の中で腐るに任せています。

次のゴミ収集日に私が捨ててあげますよ。


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