2021年9月7日

顔が痒い季節とマスク

若い頃から、毎年5月頃の爽やかで気持ちの良い季節になると、顔が痒くなっていました。

痒いだけではなく、肌の表面が固くなって粉を吹いたようになり、口の周りは特に痒くて赤くなり、毎年悩みの種だったんです。

紫外線が強くなる時期なので、紫外線と何か関係があるのではないかと思っていましたが、オーストラリアに住むようになってからは、やはり紫外線が強くなる今の時期に顔が痒くなります。

草の花粉に強いアレルギーがあるので、鼻や目に入った花粉でつらい症状が出ますが、肌に付着した花粉でアレルギー症状が出ているのかもしれません。

いよいよ花粉症の季節の到来なのです。

まだひどい症状は出ていません。時々くしゃみが出る程度ですが、準備はオッケーです。

ティッシュは買ってありますし、抗ヒスタミン薬も買ってあります。花粉症用ゴーグルはすでにいろいろ持っていますから、いつでも必要な時には使えます。空気清浄機も一昨年買いましたので、薬が効かず呼吸が苦しいような最悪日には、空気清浄機を置いている寝室に籠もることができます。

ところで、うちの夫も毎年この時期は花粉症に悩まされますが、思わぬ新型コロナの恩恵を受けているそうです。

新型コロナの規制で、マスクの着用が義務付けられていますから、ツールショップのスタッフもお客も全員マスクを付けなくてはいけません。夫は医療用不織布マスクを一日中付けているので、これが花粉症の症状軽減に役立っているそうなのです。

ツールショップ会社のルールで、スタッフの服装が決められておりまして、もちろんユニフォームのポロシャツと寒い季節はフード付きトレーナーを着なければいけないのですけど、ズボンの色などにもルールがあります。

メルボルンの冬は寒くなりますからトレーナーだけでは寒すぎるのですが、トレーナーの上に防寒着を着てはいけないというルールもあります。

そして、顔を覆うものを付けてはいけないというルールもあるのですよ。

ですからね、これまでは花粉症がひどい日にもマスクを付けることが出来なかったのです。

ところが、今はもうスタッフもお客も全員がマスクを付けているわけでして、非常に助かると言っています。

私も昨年思いましたけど、新型コロナが始まるまでは、メルボルンでマスクを付けている人なんて見たことがなかったですから、花粉症の季節に私がマスクを付けているとジロジロ見られたものです。

見知らぬ小さな子供から「何でマスクを付けてるの?」と尋ねられたこともありますよ。

マスクだけでは足りず、これに花粉症用ゴーグルを付けていたりすると、もう完全に「怪しい人」だったわけですけど、最近ではマスクとフェイスシールドを付けている人もいますしね、マスクが一般的になった今、堂々とマスク着用で外出できるようになったのでございます。


ところで、

ロックダウンが続くメルボルンですが、新規感染者数がなかなか減りません。

感染しやすいデルタ変異種が蔓延していますから、ヴィクトリア州政府も感染者ゼロ(あるいはゼロに近い数字に抑える)方針はあきらめたようです。

公共医療制度を守るために、感染者をできるだけ減らすという方針に変わりはありませんが、今一番力を入れているのはワクチン接種とPCR検査です。

風邪のような症状が出ているのに検査を受けずに通常通り仕事に出たり買い物に外出したりして、結果的に新型コロナに感染していたために他人を感染させてしまったというケースが多いんだそうです。だから早めに検査を受けて結果が出るまで自己隔離することが重要なのです。

あとは、現在の陽性者の多くは、家庭で感染しているそうです。世帯間の訪問や交流は禁止されていますけど、ルールを守らない人達がいるのです。

いつまで続くんでしょうか、このロックダウン。

感染者はジワジワと増えてきています。

私の髪の毛も更に伸びてボーボーです。スタイリングでどうこうできるレベルではなくなっておりまして、前髪はヘアピンで留めていますし、そろそろ外出の際には帽子をかぶらないといけなくなっています。

マスクとゴーグルと帽子ですよ。以前だったら絶対避けていたスタイルですけど、

今ならへっちゃら!


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