全部「メールの送信失敗の連絡メール」だったのですが、もちろん私は260人もの人にメールを送ったりしていませんから誰かからの攻撃なのです。
そして案の定、脅迫メールも届きました。
脅迫メールの要旨は以下の通り。
オマエ自身のメールサーバーから大量のメールが届いていることから、もう気づいているだろうが、オマエのコンピューターは完全に乗っ取った。こうなった原因は、オマエがアクセスしたアダルトサイトから(ナントカカントカ)ウイルスに感染したからだ。オマエがどういうものを閲覧していたかも分かっている。完全に制御しているオマエのコンピューターのカメラで、オレは何日もオマエを監視してきた。オマエがマスターベーションしている場面の動画も撮ったぞ。これを公開して欲しくなければビットコインで米ドル1450ドルを払え。送金先は(コレコレ)である。入金が確認でき次第オマエの動画は削除してやる。このメールを誰かに見せた事が分かったら、動画は直ちに公開するぞ。
というね、ホントにもう、これに引っ掛かる人がいるのかという内容ですけど、引っ掛かる人が大勢いるんですね。
この手の脅迫メールは、ここ数年話題になっておりまして、警察当局も把握済みなんですけど、こういう悪い奴らをもっと簡単に捕まえる方法は無いのでしょうかね。
メールの送受信やウェブサイトへのアクセスなど、インターネットに接続する場合には、使用する機器にIPアドレスという住所のようなものが割り当てられるでしょ?
あれをもっと厳格に管理して、そのIPアドレスがどこの誰なのか確実に分かるように出来ないんですかね。
SNSなどで匿名で誹謗中傷の投稿をしても、IPアドレスとインターネット接続プロバイダが分かれば匿名の投稿者を特定することができるじゃないですか?
素人的に考えれば、こういう詐欺メールや脅迫メールを送って儲けている悪い奴らもIPアドレスとプロバイダから特定できるはずですから、正しい物理的住所を登録しないとインターネットを使えないようにすれば、捕まえられるんじゃあないかと思うんですけど。
悪い奴らが活動している国の警察力にも依存しますけど。
それはともかく…
脅迫メールはすぐに削除しましたが、夕方になったら再びメール着信音が鳴り始めました。メールアプリでは「メールの送信失敗の連絡メール」は自動的にゴミ箱に入れるように設定しておいたのですけど、何十通も同時に着信し、それが何度も何度も繰り返されるので、別の対策が必要だと思いまして、メールのサーバーにフィルター機能を追加して自動的に廃棄するようにしました。
私はサーバーを自分で管理しているし、少し知識があるのでこういう事が出来ますけど、できない場合は困りますよね。
私は趣味でレシピサイトを運営していますが、こんな個人が趣味でやっているようなウェブサイトに対してこれまでに様々な攻撃を受けてきました。
何でそんなことをするんですか!
全く迷惑な話です。
脅迫メールが届いてすぐに警察に報告しようと思いましたが、警察のウェブサイトを見ると同様のメール詐欺に関して注意を喚起する記事がすでに載っていました。
また警察は、何らかの損失や被害を受けていなければ、何も出来ないということなんですけど、それはそうなのでしょう。
私は脅迫メールを受け取っただけで何も損失していませんしね。
こういう詐欺メールを受け取った場合、返信したりお金を送ったりしないこと、メールを削除して無視するのが最善策だということですが、それは分かるんですけど、大量の迷惑メールを送られ続けると困ります。
迷惑メールを送られたことで経済被害が生じたり、健康被害が生じたり、困っている場合は警察に相談窓口がありますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿