息子は、昨年痔が悪化してからはほとんど自室で過ごしていますけど、本来はコンピューターで絵を描くのが仕事ですから、1階の床がタイルの大きな部屋ですごします。
私のコンピュータもこの部屋にあります。最近は仕事が来ないので、キッチンでお料理をしていることも多いですけど、レシピを書いたり、ウェブサイトに載せたり、ブログを書いたり、ニュースを読んだりしますからね、一番たくさんの時間を過ごすのがこの部屋です。
要するに、日中暖房が必要なのはこの部屋だけなのですよ。
それなのに、これまで毎年、冬になるとセントラルヒーティングをつけていました。居間や家族の寝室がある2階まで、家中を暖めていたのです。もったいない話です。そのせいで冬の間の電気代とガス代はすごい額になっていました。
今年はこれを止めようという話になりました。
床がタイルの大きな部屋さえ暖めたらそれで良いのですから。
問題はですね、その部屋には暖房がないということなんです。
いや、あることはあるんですよ。古いガスヒーターがあるんです。一応まだ火も付きます。ところが、送風するためのファンが壊れているので暖かくなりません。
修理しようとしたんですけど、型があまりに古すぎて修理部品が手に入らないので直せませんでした。新しいガスヒーターを付けるには、また何十万円も費用がかかります。
これまでいろいろ工夫はして来ました。扇風機でガスヒーターに風を送り込んでみたり。例えばこんなふうに。
あるいはこんなふうに。
ただね、ビュウビュウと扇風機の音がうるさいのと、期待するほど暖かくはならないのです。
そこで、今年はオイルヒーターを使ってみることにしました。私が自分の寝室で使っているオイルヒーターです。小さいのでどのくらい暖かくなるか分かりませんが、オイルヒーターは電気ヒーターの中では最も電気代が安く効率が良いと、うちの夫が言うものですから。
せっかく暖めた空気が逃げないように、廊下の所にカーテンを付けることにしましたので、突っ張り棒を買いに行ってきました。
日本なら、突っ張り棒なんてどこででも手に入るでしょうが、しかもデザインや色や太さの異なる様々な商品があるのでしょうけど、オーストラリアでは選択肢が限られます。
でも売っているだけましなんですよ。
私がメルボルンに住み始めた頃には、つっぱり棒なんて便利なものは存在していませんでしたから。
最初はダイソーに行ってみましたが、ダイソーの突っ張り棒は強度が足りませんでした。長さ2メートルのカーテンをぶら下げるわけでして、しかも通り抜ける度にカーテンを動かしますから、ある程度の強度が必要です。
結局、Spotlight という店で買って来ました。何キロまでの重量を支えるのか何も書いてないので強度が心配ですが、ダイソーのよりは強いです。22ドルもしましたよ。
とにかくお金を使いたくないので、使わなくなったテーブルクロスをカーテンにしました。端を袋状に縫って突っ張り棒を通しました。
下が10センチほど開いていますが、暖かい空気はあそこから逃げません。冷たい空気が入ってくる可能性はありますが。
小さなオイルヒーターでこの冬をサバイバルできるかどうか、やってみます。
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