2021年4月11日

カンガルー麻婆豆腐

私が風邪で三日間寝ていた間、晩ご飯を自分達で作らなくてはならず、父親と妹は仕事に出ているということから責任を感じたのか、うちの息子が二晩続けて晩ご飯を作りました。

病気一日目は、誰も晩ご飯を作らなかったと思っていましたが、娘が仕事に出る前にミートボールのトマト煮を作って行ったようです。使ったのは、カンガルーの挽き肉

それは、先日私と一緒にスーパーに寄った時に娘が買ったものでした。あの人はですね、よく変わった肉を買うのです。羊の心臓とか、脳みそとか、豚の足とか。

オーストラリアのスーパーの肉コーナーには、たいていカンガルー肉が売られています。私も20ウン年住んでいて1回だけ買ったことがありますけど、カンガルーは食肉にするために飼育されているんじゃあないですからね、ちょっとアレなんですよ。

カンガルーは環境や農業にとって害獣でもありますので、特にアカカンガルーやオオカンガルーなどの大型種は深刻な被害をもたらしますので、政府の許可を受けた狩猟者によって商業的な捕獲が行われています。捕獲したカンガルーは皮革製品や食肉として利用されているのです。

カンガルーの肉は、低脂肪で高タンパク質、味は濃厚で柔らかく、健康効果があるとされていますが、カンガルー肉への拒否反応はやはり根強くて消費は伸びていないようです。

畜産業の環境への悪影響が社会問題となりつつある昨今、もっとカンガルー肉を食べましょうという話も聞くんですけど、やっぱりね、可愛いカンガルーを食べたくないというか、かわいそうというか。

だから私は買わないんですけど、うちの娘が買ったんですよ、

カンガルー挽き肉1キロ入り!

なんでまた1キロも。

娘はミートボールのトマト煮を作ったものの 1キロもは使い切れず、たくさん残っていたのです。

そして、私の病気二日目、息子はチキンのクリームシチューを作ったのですけど、その翌日の病気三日目、カンガルーの挽き肉を早く使わないと腐るぞという話になったらしくて。

誰も食品の買い出しに行かないので、冷蔵庫にある材料も乏しくなって来ていましたから、何を作ろうかと残っている食材をチェックして見つけたのが豆腐だったようです。

息子の頭の中では、「豆腐+挽き肉=麻婆豆腐」となったようで、

作ったんですよ、

カンガルー肉の麻婆豆腐を!

使ったのは、お母さんの麻婆豆腐レシピです。

その日はまだ食欲がなくて、私は食べる気はしなかったのですけど、興味津々でしたから一口味見をしました。

味はいつもの我が家の麻婆豆腐の味でした。豚肉ではないのは味と色から分かりますが、カンガルー肉と言われなかったら誰にも分かりません。多分、多くの人は牛肉だと思うでしょうね、あれは。

家族は、それをご飯にかけて麻婆豆腐丼にしてモリモリ食べていましたよ。

カンガルー肉には羊肉のような独特の匂いや味はなく食べやすいのです。食べない理由は「気持ちの問題」ということなんでしょう。


病気四日目の昨日は、もう寝ている必要はなかったのですが、どうにも動き回る体力がなかったです。夫の薬が数日前から無くなっていましたし牛乳が底をつきかけていて、買い物に行かなくちゃあいけなかったのですけど、行くのはしんどいなあと思っていたら娘が行ってくれました。クラヴ・マガのトレーニングから帰って来てからで、イヤイヤでしたけど行ってくれました。

ちなみに娘が買い物に行きたくなかったのは「不安」が理由でした。スーパーには行けるんですけど、一人で行ったことがない薬屋に行って処方箋を出して薬を買うというのが不安の原因だったようです。でも行ってきてくれました。次回はもう大丈夫でしょう。

二日連続で晩ご飯を作り、料理に勢いづいた息子は、昨日はなんと抹茶抜きのチョコレート入り抹茶スコンというのを作りましたよ。ペッタンコで膨らんでいなかったんですけど。しかも一個ずつがちっちゃくて。私のレシピ通りに作ったそうですが、何が悪かったのでしょうね。

先日、娘がスコンを作った時も、私のレシピ通りに作ったらしいのにペッタンコで膨らんでいなかったんですよね。おかしいなあ。

スコンはいいですけど、肝心の晩ご飯はどうするんだろうと思って見ていましたら、買ってきたミートパイを焼いて食べていました。私は食欲が出ないので食べませんでした。

毎日晩ご飯を作るのは、結構ハードワークなんですよね。買い出しだってハードワークなんですよ。

早くお母さん元気になれと思っているに違いないです。お母さんは、もう少し病気を続けたい気分です。


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