2021年2月27日

接近戦闘術クラヴ・マガ

皆さん、記事のタイトルを読んで「クラヴ・マガ?何だそれ?」と思っていらっしゃるのではありませんか?

「クラヴ・マガ」を知っている人はまだ少ないと思います。私は聞いたことがありませんでした。

うちの娘が「クラヴ・マガを習いに行く」というのを聞いても、「クラヴ・マガ」というのが聞き取れなかったくらいです。

Wikipediaによりますと、

クラヴ・マガ(英語: Krav Maga、ヘブライ語: קרב מגע‎)は、20世紀前半、戦火が絶えなかったイスラエルで考案された近接格闘術。一切の無駄を省いたシンプルかつ合理的な格闘術であることから、モサドを始め様々なイスラエル治安機関に採用されることで洗練され、現在、CIAやFBIなど世界中の軍・警察が導入している。一般市民向けには、軍・警察関係者向けに教えられている殺人術は除外する形で、護身術やエクササイズの一環として防御に重点を置いたレッスンが提供されている。

…だそうです。

本来は「殺人術」も含まれているんですか。

仕事を探していたうちの娘がアルバイトを見つけたという記事を先日書いたのですけど、心理カウンセラーのクリニックの受付の仕事で、もちろんそれはアルバイトです。修士課程を履修するのに必要な就労経験のためなのでして。両立できるなら修士課程や博士課程を勉強する間も続けたいそうですけど。

娘は犯罪者の心理学を専門に勉強しておりますので、いずれはそういう方面の仕事をするつもりのようなのです。軍隊にも関心があったのですけど、これまでの不安障害を始めとする病歴のせいで軍隊には入れないということが分かりましたので、今は犯罪を犯した精神障害者を対象にする仕事を目指しているそうです。

警察とか刑務所とかと連携する病院施設があるんだそうです。

なんと言いうか、もうね、「ホントに?」っていう感じなんですけど。

そういう仕事をする為にも、また一人暮らしをする今後のためにも、セルフディフェンスの技術を獲得しておきたいと思ったんだそうです。まあね、精神障害のある犯罪者を相手にするなら必要でしょう。

それで選んだのが「クラヴ・マガ」だそうです。

メルボルンにも学校があります。「クラヴ・マガ」メルボルンのウェブサイトを見てみますと、そのシリアスぶりに鳥肌が立ちそうです。

娘が選んだのは、女性専門の「Women’s Self-Defence」のコースで、レベル1とレベル2のそれぞれ6週間コースを12週間かけて全部やるのだそうです。受講料は500ドル。これまでのアルバイトで貯めたお金で払ったそうです。

もうね、「マジで?」っていう感じです。

どんなことをするんだろうと思いましてウェブサイトを見てみましたら、自己防御のための様々な攻撃方法を習うんですね。実生活でに起こりうる不利な状況からいかに素早く攻撃に転換し、どのようにパンチや蹴りや頭突きを使うか、首を絞めたり身近にあるものを利用したりして、相手に効果的なダメージを与えるか。

なるほど、強盗や強姦犯などの攻撃から身を守るためには、攻撃の技術が必要なのですね。

「小さな女の子が大きな男を投げ飛ばす」というヤワラちゃんみたいなことができるようになりたいそうです。

習っておいて損はしません。

頑張ってください。

ところで、マスクはどうなるんでしょうか。マスクをしてやるんでしょうねえ。暑そうです。


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