2021年1月2日

これからはテレビ電話

今どき、世界のどこに住んでいても、家族や友達と顔を見ながらおしゃべりすることは特別なことではありません。

テレビ電話アプリあるいはビデオチャットアプリなるものがいろいろと無料で利用できる時代ですから、インターネット接続さえあれば、遠く離れた人達ともすぐそこにいるように会話できるのでして。

うちの夫なんて、iPhoneの「フェイスタイム(FaceTime)」や「ホワッツアップ(Whats App)」あるいは「ズーム(Zoom)」といったアプリを使ってドバイ在住の義妹や離れて暮らす家族としょっちゅう顔を見ながらしゃべっているのに。

私はこれまでそういうのを利用してきませんでした。

かつて「スカイプ(Skype)」というのが登場した頃には、子供達も幼かったので日本にいる両親に子供達を見せたいとの思いから利用していたことはあるのですが、画像はしょっちゅう途切れるし、音声の時差が結構大きくて、使いやすいツールとは言えなかったんです。

その後、メンタルがおかしくなったせいで、誰かと積極的に会ったり話をしたりしたいという感情が無くなりましてね。そういうのが怖かったので、電話ですら避けていました。

昨年のお正月のことですよ。実家に集まった妹達家族と「ライン(LINE)」のビデオ通話機能を使って何年ぶりかで顔を見ることができました。

しかし、それは向こうからかかってきた電話(みたいなの)に応じただけです。妹達やその娘家族達は「LINE」を日常利用しているので、私もインストールはしていましたけど、使うことがほとんど無いのでよく知りませんでしたから。

さて、

昨日のことです。

お正月ですからね、久しぶりに日本にいる友人J子と連絡していたんです。彼女との連絡は、以前はメールを使っていましたが、最近は「Facebookの横についているメッセンジャー(Messenger )」を使っています。最近ご主人をガンで亡くしたJ子にテレビ電話でもやって見ようよと書いた時、そこにビデオカメラのマークがあるのを思い出しました。

そのマークには以前から気づいていたんですよ。

「メッセンジャー」ではテレビ電話も出来るのかと思い、カーソルをマークの上に動かすと「ビデオチャット」と表示されました。

これをクリックしたらどうなるんだろうかと思ってクリックしたのがきっかけで、なんと私は、J子と何年ぶりかで顔を見ながらおしゃべりをすることができたのです。

J子からかかってきた電話(みたいなの)に応じただけなんですけど、J子も自分で「ビデオチャット」をかけてきたのではなく、お正月で家にいた息子くんにやってもらったそうですが。

おしゃべりは楽しかったです!

なんで今までしなかったのか…

J子とのおしゃべりで気を良くした私は、パソコンを持っていないしメールもしないという理由で長年連絡をとっていなかった妹の一人に「LINE」のビデオ通話を試みたところ、パソコンの画面に妹が現れました。

うわっ出た!

びっくりしましたよ。

妹の顔をしっかり見たのは10年以上ぶりだったんですから。

しゃべりだすと止まらなくて、本当に久しぶりにゆっくりとおしゃべりができました。この妹は、もうすぐおばあちゃんになるのです。二人の娘がほぼ同じ時期にそれぞれ女の子を出産予定です。

実家の両親には、これまで高額な国際電話をかけていたのですけど、昨年からは「スカイプ」 を使っています。でも「スカイプ」で固定電話に電話するのは有料ですし、どういうわけだか残っているはずのクレジットが消えてなくなるんですよねえ。だから電話をかけるたびにお金がかかるのです。

そこで、今年こそはスマートフォンを買ってくださいと懇願しまして、懇願し続けて数年になるんですけど、ついにスマホを購入すると言ってくれました。長年使っていたDocomoのガラケーがサービス終了になると知ったのもあって決心したようです。

これからはテレビ電話ですよ!

家族とは「Line」で、J子とは「Facebookのメッセンジャー」で、これからはもっと頻繁に連絡を取り合えるはずです。

それにしても、テクノロジーの進歩はすごいですねえ。


オーストラリアでは「LINE」はほとんど知られていません。「Facebookのメッセンジャー」も利用者は多くないと思います。「ホワッツアップ(Whats App)や「ズーム(Zoom)」が人気です。

「スカイプ」はもうどうでもいいです。大体どうしてクレジットが消えるのよ?もう使いません。


お帰りの前に1クリックを!



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