2021年1月16日

ワトル満開で春はすぐそこか?

メルボルンは、お正月明けに冬のような天気が続いた後、突然真夏の猛暑となって35度超えが数日続きましたが、昨日からまた涼しくなっています。

我が家の辺りでは、朝の気温は10度前後、日中は20度くらいという涼しさです。今朝は9度でした。

言っときますけど、

今は真夏です!

季節が日本の逆ですからね。

昨年の今頃は、激しい暑さと乾燥でヴィクトリア州では森林火災が深刻だったのですけど、今年は大きな火災は起きていません。

暦の上では真夏ですけど、今日なんてすっかり晩秋という感じです。

数日単位で目まぐるしく季節が変わる、こういう天気だと草木がボケても仕方がないわけでして、うちの近所のモミジの木は紅葉を始めています。黄色くなる木もあるんですけど、黄色くなって来ています。

うちの娘が植えた夏野菜は、さっぱりダメです。先日話題にしたズッキーニは腐ってしまいました。トマトは落ちました。

毎年ボケる我が家のワトルは、今のところ普通ですが、昨日見てしまったんです、私。

買い物に行ったイーストランド・ショッピングセンターのすぐ近くのワトルの木が、いっぱいつぼみをつけていて、今にも真っ黄色になりそうな気配なんです。そのうちの1本は、すでに満開で真っ黄色!

信号待ちの時に撮った証拠写真がこれです。


このブログでは度々話題にしていますが、ワトルの木が花を咲かせるのは通常は冬の終わりです。暖かい日が増えてくると、あの真っ黄色の花を咲かせて「春の到来を告げる」のです。

そして通常は、2週間ほど黄色い花粉を撒き散らして花の時期は終わるんですけど、

昨年うちのワトルの木は例年以上に大ボケして、秋が始まったばかりの3月に花を咲かせ始め、なんと8月まで5ヶ月間も花を咲かせ続けたのですよ。

草木が花を咲かせたり葉っぱの色を変えたりするのは、気温の変化と関係があるわけですよね。その仕組みの詳しいことは知りませんけど、気温が下がって日照時間が短くなると葉っぱへの栄養供給が減少するので、葉っぱが色づき落葉するんですよね。花を咲かせるのも温度と日照時間と草木が持つ化学物質の変化によるものだと思いますが、

メルボルンの草木は大変です…

一年を通して目まぐるしく季節が変わり続けるのですから。

さて…

昨晩は雹の混じった雷雨があって、今日は冬のように寒いので私はユニクロのもこもこのジャケットを着てこれを書いていますが、一週間もすれば再び気温も30度を超えて真夏の天気に変わるはずです。

盛大に花を咲かせて「春がきたぞー」と叫んだワトルは、その後どうなるのでしょうか。

今頃花を咲かせたら、冬の終わりの8月にはもう花は咲かせないのでしょうかね。まだ7ヶ月も先のことですけど。7ヶ月もあれば再び花を咲かせることができたりするんでしょうか。


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