2021年1月18日

野菜食とうらやましい視力

先日、友人のエクリーさん夫婦と次女のCちゃんが晩ご飯を食べに来てくれました。

夫婦は昨年ヴィーガンになったのですが、奥さんの方はチーズを我慢できないと言って乳製品を食べ始めたものの、旦那さんの方は厳格なヴィーガン生活だと聞いていたので、私はヴィーガン料理を作りました。

ニンジン、レンコン、椎茸のちらし寿司には油揚げを甘辛く煮たのと枝豆を入れました。ヴィーガン餃子と誰かが来る度に必ず作るナスの味噌焼き。それにトマトとわかめのポン酢サラダ。

デザートは娘に頼みました。チョコレートムースを絹豆腐で作ると言うんですが、乳製品一切なしのオーガニック・ダークチョコレートはあまりに高額で、わずかな乳製品が含まれている可能性があるというダークチョコレートで我慢してもらうことにしました。

彼らはアレルギーがあるわけではないんですからね。

ところが、

やって来た彼らの話を聞くと、厳格なヴィーガン生活だったはずの旦那さんも、「ヴィーガン」から「植物性のものを中心に食べる食生活」に変えたと言うのですよ。食事の準備をするのが大変だということと、友人達と外で食事をする機会が多い自分のライフスタイルに合わせて、ヴィーガンではない人達との食事の際には何でも食べるようにしたのだと。

家でも毎日野菜だけを食べているわけではないそうで。

ところが、次女のCちゃんが現在は厳格なヴィーガン生活だと言うので、まあ私も野菜だけの料理を作って正解だったのですけど。

それはともかく、

次女のCちゃんは少し遅れて来ました。

私達が居間でおしゃべりをしていると、エクリーさんの奥さんが腕時計をチェックして「今家を出たところだからもうすぐ来るわよ」と言いました。

「メッセージがそれで読めるの?」
「そうよ、見せてあげましょうか?」

そう言って私に見せてくれたのは、Apple Watchでした。CちゃんからのメッセージがそのApple Watchの小さな画面に表示されていましたが、それを読んでいる彼女は老眼鏡もかけていません。

私なんて大きなiPhoneですら老眼鏡をかけないと何も見えないのに。

彼女は、私よりも確か2歳若いんですけど、それにしたって60歳が近づいているんですよ。近年は更年期障害でいろいろ苦労していると言いますが、そういう年齢なんです。そういう人が、老眼鏡無しであんな小さな画面に表示された細かい文字が読めるとは、もう信じがたいことです。

この人は、若い頃には牛乳ビンの底みたいな分厚い眼鏡をかけていたと言うほど強い近視だったそうです。

結婚後、手術で近視を矯正し、眼鏡なしの生活ができていたそうなんですけど、最近は老化によってだんだん視力が落ちてきたそうですが、近くのものを見るのには苦労しないんですって。だから老眼鏡を持っていません。

旦那さんの方も強い近視で同じように手術で矯正したそうですが、最近は眼鏡をかけています。近視用か老眼用かは知りませんが。

ウォーキングやサイクリングなど夫婦で身体を動かすことが好きなエクリーさん夫婦は、二人ともこのApple Watchを愛用しているそうです。家族が連絡を取り合うのに大変便利なんだそうです。腕時計式ですから、すぐにメッセージをチェックできるそうで。iPhoneと組み合わせると便利な使い方もあるそうですが。

Apple Watchか…

私には役に立たない道具です。見えませんからね。


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