その翌日は更に暑くなりまして、その日は手巻き寿司にしました。
でも、手巻き寿司って、寿司飯を作るのも暑いし、具材の準備に結構な時間がかかります。刺し身なんて手に入らないんですからね(買いに行けば鮭の刺し身は手に入るけど)、ニンジンを茹でたり卵焼きを作ったり、我家の定番である鶏の照り焼きを作ったりと手間がかかるのでした。
翌日にはクールチェンジが来て涼しくなり、朝は気温が9度まで下がって寒いくらいだったのに、お昼過ぎから気温がぐんぐん上がり、最高気温は35度でした。
「晩ご飯、何にしよう…」
「私あれがいい。バーミチェリの上に野菜と甘辛いお肉を乗せて食べるやつ」
「ああ、あれね」
娘が言ったのは「Rice Vermicelli with Beef and Coleslaw」です。
ところが、あいにくライスヌードルが一人分しか残っていなかったので(誰かが使ったらしい)春雨を使うことにしましたから、乗せる野菜もコールスローではなくキュウリ、レタス、ニンジン、トマトと、春雨サラダ風にすることにしました。
お肉は牛ミンチしかなかったので、それを甘辛く炒めました。美味しそうな晩ご飯が比較的手早く完成しました。冷たいヌードル料理は、やっぱりいいですね。
さあ晩ご飯にしましょうとダイニングルームへ行きましたら、と言ってもキッチンのすぐ隣りですけど、
うわっ何この暑さ!
「こんな暑いとこじゃあ食べたくない!エアコン付けて!」
娘がエアコンを付けてくれました。
娘がエアコンを付けてくれました。
そして、涼しくなるのを待たずに私達は食べ始めたのですが、
しばらくして、
なんか変…
さっきよりも暑くなってる…
なんだか熱い風が吹いてくる…
エアコンだ!エアコンから熱風が吹いてくる!
リモコンをチェックすると、設定がいつの間にか冷房から暖房に変わっていました。誰かが間違えて変なボタンを押したに違いないのですけど。
サウナのようになったダイニングルームが涼しくなる頃には、晩ご飯は終わっていました。
それにしても、暑い日には「ざるそば」と「天ぷら」もいいですけど、甘辛くて酸っぱい味はいいですね。お肉も入っているし、野菜をたっぷり乗せましたから栄養もあるし、とにかくお腹いっぱいになります。お腹いっぱいになりますけど、半分は野菜です。
お肉をもっと辛くしてくれと娘は言いましたが、あまり辛くすると他の家族が美味しく食べられなくなりますから、あまり辛くはできません。娘は「Sriracha」という唐辛子ソースをいっぱいふりかけて食べていました。アジア風タバスコと行った感じのソース。こういうパッケージで、メルボルンではどこのスーパーでも売っています。
娘以外は誰も使わないソースです。辛いです。大瓶で買ってあります。
タバスコを大瓶で買ったら10年でも消費できませんよ。娘はね、とにかくいろんなものにこれをふりかけて食べるんです。味覚がどうにかなっちゃっていると思います。
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