2020年5月18日

ハマグリづくしの昼ご飯

2階のバスルームのシャワーの排水管が詰まったのは、娘の長い髪の毛が主な原因です。この詰まりを直すには、髪の毛を溶かすバスルームの排水管用クリーナーが必要なのでして、絶好の行楽日和であった土曜日の朝、これを買いに出かけた私。

一番最初に行ったのはバニングス(Bunnings)というホームセンター。私が買いたかったクリーナーは売り切れていました。

大きな容器入りのが一つだけ残っていたんですけど、プロの掃除屋じゃああるまいし、一般家庭向きではないんですよ、そんなサイズ。

その後、スーパーをはじめ、売っていそうな小売店には片っ端から全部行ってみましたが、売っていませんでした。

別の街のバニングス(Bunnings)に行ってみるということも考えたんですけどね、結局は我が家から最も近い所にあるお値段高めの小さなスーパーで見つけたんですけど。

それはともかく、

ショッピングセンター内を歩き回っている時、通りかかった魚屋で衝動買したのが、何を隠そう本日の記事のタイトルからもうお分かりのように、

ハマグリです!

オーストラリア生活も長くなりましたが、ハマグリを買ったのはこれが2回目。

日本のハマグリとは違います。やや小ぶりのハマグリの一種で、ピピ(Pippi)と呼ばれる貝です。

このピピをですね、衝動買いしたのですよ。

いつだったかうちの娘がアサリの味噌汁を食べたいと言ったのを思い出したのです。

ちなみに、オーストラリアの普通の魚屋で手に入る二枚貝は、このピピと生食用の牡蠣とムール貝だけです。ムール貝以外は結構な値段がします。

ピピは、1キロくらいずつ網の袋に入れて売られていました。1キロも必要ないし、25ドルもするので、せめて500グラムくらいにして売ってくれと頼んだら、500グラムにしてくれました。

うちは、夫と息子が貝料理を作っても食べないので、安いムール貝ですらめったに買いません。土曜日は夫は仕事で家にいませんでしたし、息子が食べなくても構わないので、私は娘と自分のお昼ご飯にピピの味噌汁を作ろうと思ったのです。

500グラムも買ったので、味噌汁に200グラム使ってもまだ300グラムも残ります。残った分は酒蒸しにすることにしましたが、バター醤油味にしてみました。バターと醤油というのは、本当に何にでも合うサイコーの組み合わせですよねえ。

ということで、

作ったものの写真を撮って、レシピとしてウェブサイトにも載せました。超簡単でレシピと言うほどのものではありませんけど、知らない人には役に立つ可能性がありますからね。

味噌汁は白味噌で、薄めの出汁で作りました。これはもうむちゃくちゃ美味しかったです。


バター醤油味の酒蒸しの方は、

ちょっと、ビールビール!

そんな感じでね、美味しすぎでした。

今度作る時には必ずビールも買って来なくちゃいけません。この酒蒸しはスパゲッティと混ぜても美味しいですよ。お醤油の量は、食べ方に応じて調整してください。


ということで、

土曜日のお昼ご飯は、炊きたてのご飯とピピの味噌汁とピピのバター醤油味の酒蒸しと、酢の物という、サイコーのご馳走になったのでございます。

息子には一応声をかけてみましたが、やはり「オレいい…」との返事でしたので、遠慮なく娘と二人でご馳走をいただきました。


いやあホントに美味しかった!

オーストラリア在住の貴方、ピピを食べたことがないのなら、ぜひ一度食べてみてくださいね。

ちゃんと砂出しをしたのに、ガジっと言ったのが2つありました。砂出しはちゃんとしたほうがヨロシイです。砂出しの方法もレシピに書いてあります。


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