袖付けなしの「世界で最も簡単なネックから編む袖付けなしのラグラン袖カーディガン」というのを編もうとしていると先日記事に書きましたが、少しずつ編んでいるうちに完成してしまいました。
ゴム編みのネックから編んでいましたけど、脇の下まで編んだところで、前立て部分を編むのに目を拾うのが困難だということに気づきました。視力の衰えと相変わらず黒い毛糸を使っているせいで、編み目が本当に見えなかったのです。
前立て部分込みにするべきだったと後悔し、ほどいて編み直しました。
デザインを変更し、前立を編まなくてすむようにガーター編みにしました。
編み上がってみたら前身頃が小さ過ぎて、結局前立て部分を編み足したのですが、ガーター編みにしていたので目を拾うのは楽でした。2段ごとに横に渡っている一番端の目を拾うだけですからね。
前立て部分もガーター編みにしました。
袖が短いのはワザとそうしているのですよ。お料理の時に袖がじゃまにならないように。
出来上がってみると、カーディガンというよりも
半纏(はんてん)です!
最初の作り目の数を決めるのは、手持ちのセーターやTシャツなどのネック周りを測って決めると良いですよ。必要なのは両肩部分と後ろ身頃分です。
前身頃分は左右それぞれ二目ずつ。(一目でもOK!)
作り目をして裏側を普通に編んだ後は、表側を編む時に4箇所で増し目をしながらひたすら脇の下まで編んでいきますが、「半纏」なら袖部分が幅広くなっても構わないのですけど、セーターとかカーディガンのデザインによっては袖の幅も重要です。
ゲージを測って、ネック部分の大きさから計算して、脇の下まで編んだ時に身頃と袖の幅が希望のサイズになるように計画しておかないといけません。
私は最初ネックを大きめに作って編んで行ったら、予定の身頃の幅になった時にまだ高さが足りなくて編み直す羽目になりました。
2段ごとに増し目をすれば良いのか、3段ごと、あるいは4段ごとにするのか、調整が必要になる場合がありますから。
さて、
結局前立て部分を編み足す羽目になり、「世界で最も簡単なネックから編む袖付けなしのラグラン袖カーディガン」にならなかったのが悔しくて、現在新たなカーディガンを編んでいます。
ネックをゴム編みで始めて、前身頃が重なる前立て部分もゴム編みで、難しいことなし前立て部分込みの「世界で最も簡単な」を目指しています。
ところで、
ネックから編むラグラン袖のニットの難関は増し目の部分ですが、難関というほど難しいことではありません。増し目の方法も色々ありますので紹介します。
「ラグラン袖の増し目の方法」へ続く
お帰りの前に1クリックを!
0 件のコメント:
コメントを投稿