2017年12月31日

メンタルが不振だった2017年

一年前の今日、「ろくな年じゃなかった2016年」という記事をかき、「早く終わって!」と嘆き、「2017年はきっとマシな年になるはずだ!」と期待した私です。

それまでで2番目に最悪な年だったという2016年に比べたら、2017年は確かに「マシな年」ではあったけど、

私自身はメンタルが大不振の一年だったなあ。

先日、友人のエクリーさん主催のクリスマス・イブイブ・パーティーで、一年ぶりに会った友人とこの一年を振り返りながらお喋りをした時、私は自分のメンタル大不振のことを話したのですけどね、「何が原因なの?」「何かあったの?」と問われても、その時はよく分からなかったのです。

普段は普通に生活できているのに、何かがきっかけで「うつのドブ池」にハマっては数日間寝込むというようなことを繰り返したわけで。

その友人と、家族の話をしていた時、うちの娘のパニック障害克服と言うか…いかにして娘が一人で大学に通えるようになるための練習をしたかという話になった時、

メンタル不振は当たり前だわ!

と言われました。

そうか…

私ったら、気づいていなかったけど、娘のパニック発作で私も一緒に苦しんでいたのだわ。

ろくな年じゃなかった一年間でストレスを抱え込んでいた上に、家から出られなくなっていた娘がバスや電車に乗れるようになるための練習に付き添い、パニック発作の苦しみに耐えながら頑張る娘の横に常に寄り添い、大学が始まってからは毎朝メルボルン大学まで一緒に通学しました。

一人で家に帰って来れるようになっても、いつ発作に襲われて電車から飛び出し、どこかの駅から「お母さん迎えに来て!」と電話をかけてくるかと、毎日ヒヤヒヤしていたんだった。

ついに「その日」がやって来たのは、4月3日のこと。朝の混雑した電車にも私の付き添い無しで一人で乗れたあの朝。練習を始めたのは12月だから、4ヶ月も私は娘の不安を一緒に感じ続け、心配し続け、緊張していたんだわ。

きっと、メンタル的には瀬戸際状態で、安定していなかったのだと思う。

だから、「かつてストレスや緊張や苦しみの要因になった出来事」に似たような出来事があると、それらが引き金となって一気に崩れてしまったのだ。

それに、今年はね、何と言ってもキッチン転倒顔面事故があったし。

私の顔は真っ黒紫に変色してしまったんだからね。あの顔で何週間も生活していたんだからね。

ああ…

でも、顔面の変形変色は、メンタルの不調に比べたら少しも苦しくはありません。

今日もまだ、胸の奥に何かがつっかえたような感じは続いているから、今もしも「かつてストレスや緊張や苦しみの要因になった出来事」に似たような出来事が起きれば、崩れてしまっても不思議じゃない。

その「出来事」というのは、本当に何でもないような些細な事である場合もあるのだから。

まだ不安と緊張は続いていても、ほぼ普通の状態に戻った現在は、こうしてブログも書けるし、晩ご飯も作れるし、仕事が来ればちゃんとできるんだけど。

いつおかしくなるか分からないというのは、ちょっと怖いですが、なるようにしかならないわけだし、先のことを心配してるとそれが引き金になってダウンしちゃうしな。

あれこれ忙しくしていた方が、気持ち的には楽なんだからな。

さあ、お餅でも作ろう!

皆さん、楽しい大晦日をお過ごしください。

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