2017年12月7日

温水器やっぱりな

なかなかやって来ない修理屋に催促の電話を入れてくれるように夫に頼みましたら、昨日の夕方にやって来ました。

キン肉マンの身体にスキンヘッドの頭をくっつけたような、半袖シャツが筋肉でパンパンの男性でした。

死んだ温水器システム

家にいた(いつもいるけど)息子が問題を説明してくれた後、その男性はカチカチコンコンと音を立てつつ修理を試みていたのか問題を見つけようとしていたのか。しばらくして、玄関へやってまいりました。

「直ったんですか?」
「いや、まだ直っていません。実際に作業を始める前に相談しておかなくてはいけないことがあるので」

修理屋の男性は、書類を出して私に見せながら、修理にかかるであろう費用について説明し始めました。

「まず、メンバーシップ料金が140ドルで、メンバーになると次のような良いことがあります」

と、説明していきます。

確かに、メンバーになったほうが修理費用も安いし、次々にいろんなものが壊れる我が家のことを考えると、将来損はしないと思えました。

「問題の部分が2つありまして、新しいパーツに交換する必要があります」

と、驚いたことにその2つの新しいパーツの値段だけで1100ドル以上になるんですよ!

「今のシステムは、8年から15年前に設置されたものと思われます。新しく見えますがかなり古いです。壊れたナントカカントカという部品は、5年に一度の交換が必要なものですから、今回壊れたとしても不思議ではありません」
「はあ…」
「システム全体を新しいシステムに取り替える場合の値段はコレコレで、お気づきのように修理する費用と新システム設置費用の差額は大きくありません。ですから、新しいものにお取り替えになった方が良いかもしれません」
「はあ…」

昨今は、修理をするより新しいものに買い替えたほうが安かったりするんですよねえ。

ところが、

どうせ新しい温水器システムに取り替えるなら、現在あるようなタンクにお湯を作って溜めておくシステムじゃあなくて、瞬間湯沸かし器式に必要な時に必要なだけお湯を沸かすシステムにしたいという夫の希望を伝えたところ、そのシステムの方がもっとお高いのです。

しかし、

ガス料金や電気料金が著しい高騰を続けているオーストラリア、必要なだけ湯を沸かす方が良い気がします。

私には、こういう高額出費に関わることの決定権はありませんので、修理屋さんには夫と電話で相談していただきまして、結局夫が希望するような瞬間湯沸かし器式の新しいシステムを設置してもらうことになりました。

なんだかんだ言っても、修理してもらうのが一番安くすんだのですけど。

140ドルのメンバーシップ料金も払って、メンバー料金でやってもらいます。メンバーになると、今後は待たされること無く優先的に修理してくれるんですって。エアコンや電気系統の点検も無料でやってくれるそうです。

ああ、ホントにいろいろと出費が続きます。

この家の家主である義妹が費用を分担してくれるそうですが、私が新しい歯冠を作ってもらえる日は、当分来そうにありません…。


ところで、今朝、新温水器システムの設置工事に来てくれたのは、昨日やって来たキン肉マンではなくて、英国訛りの英語を話す細長身のハンサムくんでした。

持って来た新温水器の箱があまりに大きいので良く話を聞くと(夫にも電話で話を聞くと)、瞬間湯沸かし器式のシステムはあまりにお高いので、結局壊れたタンク式のと同じタイプの新品を頼んだんですって。

そうなのか…。

まあどっちでもいい、早くシャワーを浴びたい!

ハンサムくんは、昼までには湯が使えるようになると言ってくれています。

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