2017年12月3日

159年ぶりに記録更新

百年に一度の雨は降ったようです、ヴィクトリア州北東部の一部の地域で。

エチューカ(Echuca)という町では、1時間の降水量が123ミリを記録し、これは159年ぶりの新記録だそうです。

そうか…

123ミリは新記録なのか。

日本だったら、1時間の降水量が500ミリを超えたなんて話はよく聞きますからね。123ミリは、豪雨とは言いませんよね。それに、洪水も起きないだろうな。

オーストラリアと日本の地形と気候の違いのせいでしょうか。

そもそもオーストラリアには大きな川がほとんどなくて、日本的に言うと農業用水路くらいの小川(クリーク)があれば良い方の町の作りで、広くて平らですから、たくさん雨が降ると小川はすぐに溢れて道路に流れ出るし、くぼんだ土地にはすぐに水が溜まるし。

我が家の当たりは、庭がしっかり濡れる程度によく降りました。

夫が勤めるツールショップでは、短時間ですが土砂降りになった時、屋根からの水が店舗に入って床が水浸しとなり、商品が濡れてしまうという被害があったそうです。原因は、土砂降りではなく、屋根の上で電気工事をした人が空いた段ボール箱をその場に放置していたために、それが雨樋を塞いで屋根の上の水が排水されなくなっていたためということです。

なんだそれ?

すごい嵐(スーパーストーム)が来て百年に一度の大雨が降り、洪水や家屋の浸水などの被害が予想されると言い続けた気象庁は、この週末にイベント(結婚式を含む)をキャンセルした人達から「大したことなかったじゃん!」と、現在非難されているようです。

まあね、メルボルン周辺では、特筆するほどの雨ではなかったですから。

注意報を出さずに被害が出ても非難され、注意報を出して被害が出なくても非難され、気象庁も大変です。

北東部の洪水が発生している町の方々は、お気の毒でした。早く水が引きますように。

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