嫁姑の確執問題は、このブログでも何度か話題にしてまいりました。
私はうちの夫の母親(義母)を嫌いではないんですよ。ただね、やること言うことが過度過剰で耐え難いと感じるのです。
義母は基本的に良い人なんです。
でも、「世界は自分を中心に回っている」的な人で、子供をコントロールしたがる「子供依存傾向」が強い人です。
こういう親は、意識下において、子供を失うことや自分が必要とされなくなることを恐れているので、子供が自立して何処かに行ってしまわないように、いつまでも親である自分に依存したままにしようと行動してしまうのだそうです。
「子供のことを気遣っている」「子供のためを思ってしている」という隠れ蓑に包まれているので、こうした親の問題は理解されにくいけれども、「毒になる親」の一つのタイプでもあるんです。
子供のコントロールは、明らかにわかる直接のコントロールだけではありません。自分が期待するように子供の心を操作する隠れたコントロールというのもあります。
義母は、とにかく自分の子供(子供の家族や友人関係のことも含めて)のことを知りたがる、子供のためを思って口を出す、意見を言う、自分の思い通りに行動させようと策略を巡らす、時には他人も巻き込んで…。
親切心でしてくれることには感謝しますけど、一線を越えて子供や子供の家族の生活に踏み込んできますからね、同じ敷地に住んでいた頃は大変だったのです。
ところで、
最近、義母と会う機会もほとんど無くなり、一番の原因は夫が仕事で休みがほとんど無いからですが、彼女の家に行くこともほとんどなくなっています。
そこで、昨日の夕方、うちの娘の運転の練習を兼ねて、夫と息子と三人が義母を訪ねました。彼女はヒールズビルという町のはずれに住んでいます。我が家からは約1時間の運転です。(私はまた具合が悪くなった寝込んでいた…。)
そしてですね、
今日ここで話題にしたいのはですね、
彼女の家のダイニングの壁に(家に入ってすぐに見える所に)貼り付けてある、「ウォリード・ボード(Worried Board)」というもののことなんです。
ウォリード・ボード!
なんだそれっ?
説明しますと、このボードには義母の子供達や子供達の家族(子供の配偶者や孫達)の名前が書かれています。そして、それぞれの名前の上にはピンが刺してありまして、このピンの高さは義母の心配レベルの高さを表しているんです。
要するに、心配グラフとでもいうようなものです。
心配レベルが上がるとピンをもっと高い位置に動かします。現在ピンが最も高い位置に刺されているのは、うちの息子だったそうです!
そして、来客にこのボードの働きを説明する時に、その心配の理由なども話すと…。
義母は、この「ウォリード・ボード(Worried Board)」を随分気に入っている様子で、いまだに就職できていないうちの息子に、スマートフォン用アプリ版「ウォリード・ボード(Worried Board)」の作成を提案したそうです。
そのアプリがあれば、家族のメンバーはお母さんなりお父さんなり誰かが、どれほど自分を心配しているかをいつでも知ることができるというわけです。
分かっていただけるでしょうか?
義母は、こういう人なんです。
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