昨日の夜、人生最大の小旅行から無事に帰って来ました。全走行距離はおよそ1000キロ。夜ベッドに入って目を閉じると、ルームミラーに映る後続車のことが頭から離れないという、運転に始まり運転に終わったストレスマックスの旅行でした。
ヴィクトリア州は地図で見ると小さく見えるし、今回の旅行で行ったのはヴィクトリア州の南西部だけですが、遠かったですよ。
今日は詳しい旅行記を書く予定ですが、その前に別の大事な話を書かなくちゃあいけません。
先月「スピード違反で罰金247ドル」という記事に書いた件なんですけど、あの記事にコメントをくださった方がいたんです。「2年間スピード違反をしていなくて、違反した速度が10キロ以内だったら免除を受けられる」と教えてくださったんです。
交通違反による処分に納得がいかない人が異議を申し立てる「不服申立」というのとは違うんですよ。
これはですね、スピード違反をした事実に対して受けた罰金と減点という罰則を免除してもらいたいというお願いなんです。詳しいことは、ヴィクトリア州警察のウェブサイトのこのページを見ていただくとして。
超過速度が10キロ未満だったと証明された場合、以下の条件を満たしていれば罰則の代わりに公式警告を受けることが出来ると書いてあります。
- 過去2年間に速度違反や交通関連の違反をしていないこと、あるいは公式警告を受けていないこと
- 優良運転記録の基準を満たしていること
例外とか考慮してもらうための条件がいろいろあります。
条件等をすべて読んで、自分が罰則の免除を考慮してもらえる可能性があると思ったら、ビクトリア州警察の「交通監視カメラ事務所」(Traffic Camera Office)に手紙を書けということなんです。だから、私は手紙を書いたんです。
まずは、学校の登校時間に制限速度が40キロになっていた区間を6キロオーバーの46キロで走っていたことを謝罪して、自分が安全運転者であること、いつも運転する速度が遅いためにテイルゲイトされる(後ろの車にピッタリついて走られる)から速度を出さないといけないとプレッシャーを感じていること、収入が無いので罰金の支払いが困難なこと、5年ほど前にスピード違反をしているけど(その時も6キロオーバーだった)運転していたのは私ではなかったこと、でもちゃんと私が罰金を払ったし減点も受けたことなどを書きました。
手紙を書いてから1ヶ月になる今週の月曜日に、ビクトリア州警察から罰金と減点の罰則免除の通知が来たんです。家にいた息子が手紙を開けて内容を確認し、旅行中の私に教えてくれました。
罰金を支払い済みだった場合は返金されると書いてありましたよ。私は支払っていませんでした。手紙を書いた翌週には、私の手紙を受け取ったことの確認と、審査中なのでこの違反に関しては連絡が来るまで何もする必要がないと書いてありましたからね。
まあとにかく、247ドルの罰金を払わなくて済んだのです。
罰金と減点の代わりに公式警告をもらいましたので、今後2年間に再び交通違反をすると罰則は避けられません。
もうね、どんなに後ろにピッタリくっついて走られても、制限速度が40キロのところは40キロで行きますよ、私は!
今回の旅行中には、制限速度が100キロとかそれ以上の高速道路や田舎道がたくさんあって、私はホントに苦労したんです。そんなスピードで走るのは怖いんです。旅行2日目には嵐に見舞われたんですけど、悪天候の中では100キロなんて不可能な話ですよ。というか、そんな速度で走るべきじゃあないと思うんですけど。
とにかく私は速度を出せないので、何度も何度もテイルゲイト(後ろにピッタリついて走られる)されてねえ。むちゃくちゃストレスが溜まりましたよ。
そういう私が、時速46キロで走っていて罰金247ドルを食らったというのは、家族や知人の間では笑い話になっていたんですから、ホントにもう。
免除のお願いが出来るということを教えてくださって匿名さん、教えてくださってホントにありがとうございました。助かりましたよ。
うちの夫は、警察からの罰則免除の通知を額縁に入れて飾っとけと言っています。そんなことはしませんが、大事な書類を保管しているフォルダに入れておきました。
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