2024年9月18日

ヘバーデン結節とは

数ヶ月前から、右手の中指第1関節の甲側が赤く腫れて、最初は火傷でもしちゃったかと思っていたんですけど、水ぶくれとは違って固かったし、赤い腫れがずっと治っていません。

何かがここに触れると痛かったのですけど、指のこの部分というのはしょっちゅう物に触れるんですよ。だから困っていたんですが、痛みは気にならなくなって来ました。でも赤い腫れはそのままです。

つい先日は、隣りの人差し指の第1関節に小さなコブのようなものが出来ているのに気が付きました。関節の骨の一部が大きくなって外から分かるようになっている感じです。

歳を取って来るといろいろ身体に変化が起きますから、変形性関節症か何かだろうと思っていたんですけど、偶然インターネットで見た手の写真が私の手指の状態に似ていたもんですから調べてみたんです。

「Heberden's Node」と呼ばれる病気のようです。日本語では「ヘバーデン結節」と呼ばれるようです。原因は不明だと書いてあります。

「ヘバーデン結節」は、手指の第1関節に硬い骨のような腫れが生じる病気で、関節に繰り返される「トラウマ」(負荷のかけ過ぎ)が原因で関節の軟骨がすり減り、骨に石灰性の突起が形成されるということなんですけど。

症状の程度は人によって違うらしいですが、指が曲がってしまったり変形してしまう人もいるし、痛みのために物を握ることが困難になる人もいるそうなんですよ。

悪化させないためには、過度に負荷をかける作業を避けましょうといろんなウェブサイトに書いてあるんですが、指の第1関節に負荷をかける作業って何だろうと思って考えてみたんです。

縫い物や編み物は、最近手が痛くて出来なくなっていますが、これは指先に負荷をかけるでしょうね。長年いろいろやって来ましたので、確かに右手の第1関節には繰り返し負荷をかけ続けて来たと思います。

それ以外にどんな作業があるでしょうか?

ウェブサイトを読んでいましたら、私が最も右手の指先に負荷をかけて来たと思う作業が分かりました。それは、

草取りです!

これはねえ皆さん、私がオーストラリアに住むようになってから30年間やり続けて来たことですよ。したくなくてもしないわけには行かないんですから。特に昨年引っ越すまで10年間住んでいた家では、日常的に草取りをし続けていました。

草取りは今後もしないわけには行かないと思うんだけど、困ったなあ。

考えてみると、指先に力を入れなくちゃあいけない作業って他にもたくさんありますね。

皿洗いや鍋洗いだって指先に相当な負荷をかけますよ。焦げ付いた鍋をクレンザーや激落ちくんを使ってゴシゴシ擦る時、一番負荷がかかっているのは第1関節だと思います。

掃除もいけません。私は細かい所が気になるもんですからね、徹底的に汚れを落とそうと頑張ってしまう傾向があるんですが、あれも指先に相当な負荷をかけています。

洗濯物のシミ落としはしょっちゅうやっているわけじゃありませんけど、石鹸や洗剤をつけて揉み洗いする時、指先に負荷をかけていますよねえ。

重たい買い物バッグを手に持つとか、かたい瓶やボトルの蓋を開けるとか、靴の紐が絡まったのをほどくとか、調理でも指先を使うことは多いですよね。

ヘバーデン結節になるのは女性が多いというのも納得です。家事や手芸や園芸など、指先を酷使することをたくさんしているんですからね。

強い負荷をかけていなくても、第1関節を使う動きというのは第1関節が動かせなくなったら困ることと思って考えたらいくらでも思いつきますよ。日常生活の中で数え切れないほどしています。

食事もそうです。お箸を持つのが難しくなります。服を着る時、ボタンの掛け外しは第1関節が動かせないと難しいです。イヤリングを付けるとか小さな物をつまむとかメイクとかも。

携帯電話やコンピューターで文字を打ち込むのも、第1関節が動かせないと難しいです。

同じような症状は第2関節にも生じます。手指が曲がったり変形したりして欲しくないので、過度に負荷をかける作業には気をつけなくてはいけません。

私が一番避けるべきなのは、草取りのし過ぎです。

 
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