2024年2月5日

猛暑と弁当とポッサム

昨日は暑かったです。最高気温は38度を超えました。

エアコンがない我が家では、朝の涼しいうちに窓を全部締め切って室内の温度が上がるのを防ぎ、扇風機でしのいだわけですが、夕方頃には私のデスクに置いてある温度計は33度になっていましたよ。

こんな暑い部屋で扇風機に当たり続けると水分を失いやすいので、水分補給だけは怠らないようにしなくちゃあいけません。

夜の間にクールチェンジが来て、今朝はとても涼しいです。

ところで、昨日の記事にも書きましたが、昨日の朝は5時半過ぎにうちの夫の携帯電話が鳴ったんです。

夜の間も消音にするどころか音量を下げたりもしないので、目覚まし以上の大音量で携帯が鳴り、Siri の大声が「Unknown Caller」(不明な発信者)と言いました。夫も私もびっくりして飛び起きたんですけど。

電話は夫が勤めるツールショップの警備会社からでした。正面入口のドアの警報が鳴ったと言うんです。最近ね、真夜中によく警備会社から電話がかかって来るんです。昨日のは真夜中じゃあなかったですけど。

夫が勤めている店舗は、泥棒が入るには非常に困難な構造ではあるんですが、他の店舗は何度も大被害をこうむっていますし、無視するわけには行きません。

夫はすぐに着替えて、懐中電灯を手に出かけました。(店舗へは歩いて通勤しているんです。)

家を出たのは5時45分頃。朝ご飯どころかコーヒーも飲まずにすぐに出て行きましたが、コーヒーはお店でインスタントを作って飲めるし、何か食べる物くらいあるんだろうと思っていたんですけど。

午前10時頃、夫から電話がありまして、震える声で言うんですよ。

「えっと、あの、悪いんですけど、お弁当を作ってもらえませんか。ゆで卵が冷蔵庫にあるはずだから、そのゆで卵と冷凍野菜をチンしたのでいいです」
「お弁当ね、分かった…」

あの声からすると、朝から何も食べていないんだろうと思いました。前の晩に炭水化物を摂り過ぎていましたからね、血糖値が下がって空腹でおかしくなっているんじゃあないかと思いました。

うちの夫は、お腹が空き過ぎて震えることがあるんですよ。

冷凍野菜をチンしたのでいいと夫は言いましたけど、それではダメだと思ったので、晩ご飯に作った蒸し野菜の残りとゆで卵2個に加えて、おにぎり1個分くらいのご飯(これも晩ご飯の残り)に牛肉の薄切りが少し残っていたのを焼いて乗せ、トマトとスナップえんどうも加えました。

その弁当とデザート用のりんごを布で包んで持って行きました。夫が震える声で電話をして来てからお店に届けるまで15分もかかっていませんよ。お店は我が家から車で1〜2分ですしね。

夫はレジのところでお客さんと電話で話していましたから、弁当はレジの台の上に置いて帰りました。


せっかく猛スピードで作って持って行ってあげたんですけど、声が震えているように聞こえたのは、ただそのように聞こえただけで、夫は空腹で震えたりはしていなかったそうです。

それでもまあ、弁当を作って持って来てもらえたことは感謝していましたけど。

それよりもね、昨日は最近夜中に警報が鳴ることが頻発していた理由が分かったんだそうです。

原因はポッサムだったんですよ!

建物のどこかにポッサムが住んでいるんです。そのポッサムのせいで、いろんな所に設置してあるアラームシステムが作動して警報が鳴っていたんです。

泥棒が入ろうとしていたんじゃあなくて良かったですけど、ポッサムをこのままにすると警報は鳴り続けることになりますからね、捕まえなくてはいけません。

ポッサム捕獲業者というのもいるんですが、とりあえず捕獲用のカゴを取り付けるそうです。

ちなみに、ヴィクトリア州の法律によると捕獲したポッサムは殺してはいけないそうです。別の場所に放すこともしてはいけません。ポッサムは、自分の縄張り以外では生存できないんだそうで、捕獲した場所から50メートル以内の場所に放してやる必要があります。

捕獲した日のうちに、夕方以降薄暗くなってから放してやらなくてはいけないそうですよ。それが不可能な事情がある時は、資格のある獣医師が安楽死させなくてはいけないそうです。

捕獲している間に、住居への侵入口を塞ぐ必要があるんですけど、また別のところから侵入する可能性はありますからね、一度の捕獲で問題解決とは行かないこともあるんですが。

なんとかしないとまた警報が鳴ります。夜中に電話で起こされたくないので、何としても捕まえてもらいたいです。


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