その一つがこの写真。
これを見た日本にいる私の妹が、この花はこういう植物であるとリンクを送ってくれたんです。
このウェブサイトの情報によると、この植物は「キバナシュクシャ」という名前で、ショウガに似た根茎を持ち、原産地はインド、ブータン、ネパールだそうです。
熱帯雨林に咲いていそうだと私は書きましたけど、熱帯雨林じゃあなくてヒマラヤ地方だったんですね。
そして真っ赤な花の方ですけど、私の妹は南アフリカ原産の「バロータスペキオサ」だと言うんです。でもね、妹は植物学の権威でも何でも無いんですよ。
星の数ほどもある植物の中からどうやって調べたのかと思って聞きましたら、Googleレンズで調べたと言いました。
Googleレンズって何?
はいここで「ヒロコさん遅れているなあ」と思った皆さん、その通りなんです、私は遅れていたんです。Googleレンズなんて聞いたこともなかったですけど、こんな便利なものをこれまで使っていなかったとは。
知らない人達のために書きますと、Googleレンズとはスマートフォンのカメラに被写体を写すことで類似する画像や関連するコンテンツをインターネット上から探し出して表示してくれるアプリです。
調べてみたら「Googleレンズ」というアプリがあるわけではなく「Google」というアプリに組み込まれているんですよ。「Google」アプリの検索ボックスに音声入力のアイコンともにカメラのアイコンがあるんですけど。
このカメラのアイコンをタップするとカメラが起動しますから、そのカメラで調べたいものの写真を撮るか、すでに撮ってある写真を選びます。すると、一瞬のうちに類似する画像や関連するコンテンツが表示されるんです。
早速、試しにデスクに置いている花瓶のタイムの花を写しましたら、タイムに関するコンテンツが出ましたよ。正解でした!
すぐに家の外に出て家の周りに生えている植物について調べてみました。
面白い!面白い!
夫のデスクにあったゲームのトランプ、イケアの椅子、CDプレーヤー、炊飯器、私がはいていたサンダル、天井の照明と、いろいろやってみましたけど、かなりの高精度で関連コンテンツが表示されました。
以前住んでいた家で毎年生えて来たいろいろなキノコを調べたかったわ。
撮った写真の被写体について調べられる「検索」機能も大したものですが、Googleレンズには「翻訳」機能もあるんですよ。撮った写真の中の文字を自動認識して希望の言語に翻訳してくれるのです。
コンピューターはここまで賢くなっているのか!
さらに「宿題」という機能もあるんですよ。宿題の問題の写真を撮れと書いてあるので、ある数学の問題を写真に撮ったら答えを教えてくれましたよ。
答えそのものだけではなく、答えの求め方も解説してあるサイトを見つけられるはずですね。
小説家が AI(人工知能)を使って小説を書いたりする世の中ですからね、数学の問題も人工知能を駆使して解けたらそれでいいんでしょうか。
まあ、うちの子供達はハイスクールの数学では、計算機を使いこなすことが要求される技能の一つで、試験にも計算機を持ち込んでいましたからね。
これからは人工知能の活用も当たり前の時代なのかもしれません。
それにしても、Googleレンズは便利ですよ。メルボルンは移民の街なので、お店で「これは一体何?」というものに遭遇することもあるし、パッケージに読むことも出来ない文字が書かれていることもあるんですけど、Googleレンズを使えば疑問は解決するかもしれません。
Googleレンズを教えてくれた妹に感謝です。
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