有名人がやって来ただけでなく、その方達に自分が給仕したり会話したりすると誰かに教えたくなるんでしょう。娘は家族のチャットにテキストメッセージを送ってくるんですよ。
夜になって私の iPhone がピンピンと音を立てる時は、たいてい娘がメッセージを送って来ています。
有名人といっても、映画スターとか歌手といったエンタメ系ではなく、これまでは政治家が多かったです。
ハワード元首相とか、フライデンバーグ前財務大臣とか、新型コロナの頃に毎日顔を見ていた前ハント保健相とか。こうした方達がこんな話をしていたとか、スパイみたいなことを教えてくれたりするんです。
さて、一昨日の夜のことですが。
私の iPhone がピンピンと立て続けに音を立てました。思った通り娘がメッセージを送って来ていました。「今この3人が来た」と写真が送られて来ました。レストランで撮った写真ではありませんよ。インターネットで見つけたらしい写真です。
全員テレビでよく見る有名人でした。一人はABC放送の朝のニュース番組で司会をしている人、一人はコメディアン、そしてもう一人はチャンネル10のニュースでお天気を担当している人でした。
ABC放送の方は、最初は気づかずに「ご注文はお決まりですか?」と聞きに行って、顔を見てから2〜3秒固まってしまったと書いていました。
この方は、大変感じが良くて紳士的で背が高くてハンサムだったと娘は興奮気味だったんですが、その直後に、もっと興奮したメッセージが届いたんです。
オーマイゴー!
ランディー・フェルトフェイスが来た!
ランディー・フェルトフェイスに私が飲み物を出した!
これを読んで、私は眠れなくなってしまいました。ランディ・フェルトフェイス(Randy Feltface)というコメディアンに飲み物を出したというのが理解できなかったからです。
だってねえ、ランディ・フェルトフェイスというのはこういう人なんですよ!
パープル・パペット(紫色のパペット)のコメディアンとして有名なんです。ちなみに、名前のフェルトフェイス(Feltface)というのは「フェルトの顔」という意味でもあるんですけど。
このパペットに飲み物を出したというのはどういうことなのか、分からないから私は気になってしまいましてね。考え続けていたら眠るチャンスを逃し、結局この夜は睡眠薬に頼ることになってしまったのでございました。
さて、このランディ・フェルトフェイスに飲み物を出した件ですが、どういうことだったのかが分かりました。
早い話が、レストランに来たのはパペットのランディ・フェルトフェイスではなかったんですよ。当たり前ですよね。パペットが食事に来るわけがないです。
来たのは、ランディ・フェルトフェイスのパートナーであるコメディアンのサミー・Jさんだったんですって。オーストラリアにお住まいの方なら、「Sammy J And Randy In Ricketts Lane」というテレビ番組をご存知かもしれません。
私もサミー・Jさんは好きです。この方のコメディーはミュージカル・コメディーで歌が中心なんですが、つい最近も1990年代を面白おかしく歌にしたパフォーマンスを見ましたよ。
懐かしいなあと思って聞きました。
うちの娘は、ランディ・フェルトフェイスを演じているのがサミー・Jさんだと勘違いしていて、この方とパペットが同一人物だと思い込んでいたらしいです。
まあとにかく、今までレストランに来た有名人の中で、娘が一番興奮したのがこの人でしたね。
パペットのランディ・フェルトフェイスも一緒に来ていたらもっと興奮していたでしょう。来て欲しかったな!
0 件のコメント:
コメントを投稿