2024年2月19日

ナイジェリアからの電話

昨日も楽しいことなど何もなかったんですけど、面白いことがありました。

ナイジェリアから詐欺電話がかかって来たんです!

知らない番号から電話がかかってきた場合、私は電話があると分かっている場合を除いていつも無視するんですが、昨日は iPhone にインストールしていた「WhatsApp」というアプリにかかって来たので驚きました。

番号は海外からでした。国番号が+234でしたからどの国だろうと思って調べたら、ナイジェリアだったんですよ!

ナイジェリアからは、かの有名なナイジェリアの王子からの詐欺メールやマネーロンダリング系詐欺メールが届いたことは何度もありますけど、「WhatsApp」に電話がかかってきたのは初めてでした。

2つの異なる番号からそれぞれ2回ずつ着信していて、どちらもナイジェリアからでした。

普通の電話は数回呼び出し音が鳴ってすぐに切れますが、「WhatsApp」にかかって来る電話はなかなか切れないんですね。延々と呼び出し音が鳴り続けるのでウンザリしましたよ。

一つはプロフィール写真付きで、小さくて良く見えませんでしたがアジア人風の美人っぽい女性でしたよ。

「WhatsApp」というアプリは日本では利用者が少ないと思いますが、オーストラリアでは人気があるアプリです。LINEアプリと同じようなものですが、こういうのに電話をかけてきた見ず知らずの外国人と連絡先を交換する人がいて、やりとりをしているうちにお金を騙し取られるわけです。

日本国内では「振り込め詐欺」が話題になっていますが、国際的には非常に巧妙な手口でアプローチしてくる無数の詐欺集団が世界各地にいます。

ナイジェリアは、例の有名なナイジェリアの王子詐欺やロマンス詐欺で有名になりました。ロマンス詐欺は、今でも多くの被害が出ているんですよ。オーストラリアも含め、裕福な欧米の国々の寂しい中高年女性達が騙されて大金を失っています。

ロマンス詐欺もですね、最近は手口が非常に巧妙になって来ているんだそうです。好きになった人がトラブルに巻き込まれて、何らかの支払いをする必要が発生し、断れないような状況になるんだそうですよ。

トラブルの内容に応じては、弁護士や係官などを名乗る人からも連絡が来て信用させられるらしいです。お金を要求される場合は、すべて疑うべきなんですけど。

最近はロマンス詐欺よりも、ナイジェリア国内に存在するとされる資金(時には莫大な資産)を何らかの事情で海外に持ち出すための協力を頼まれる詐欺が多いみたいですね。

あなたの銀行口座を使わせてもらえないだろうかと持ちかけられて、数パーセントの手数料を払うと言われるわけですが、送金額が高額なのでもらえる手数料もかなりの額になるわけです。

それで口座情報を教えて、場合によっては送金手数料を立て替えさせられて、入金を待っているうちに口座にあったお金がすべて消えて無くなるというようなことが起きたりするんだそうです。

個人情報や銀行口座情報なんて、絶対に教えてはいけませんよねえ。

国際的な詐欺で被った損害は、相手がどこの誰かを見つけ出すことも困難なので、損害の回復はほぼ不可能だと言われていますから、とにかく引っかからないことが重要です。

ワケが分からない電話やメッセージは無視して削除すればいいんですよ。


iPhone にインストールしていた「WhatsApp」というアプリですが、使っていた時期もあるんですけど、もう10年近く使っていませんでしたから削除しました。これでもうナイジェリアから電話がかかってくることもありません。
 
詐欺電話はいろいろな国からかかって来ていたんですが、私はそういうのは無視しますしブロックしますから、最近はすっかり減りました。

うちの夫は、仕事の都合上「Unknown Caller」(不明な発信者)でも電話に出ますから、しょっちゅう知らないインド人と会話をする羽目になっています。詐欺なのか何かを売り込もうとしているのか良く分かりませんが、かかってくる迷惑電話はほとんどインド人のようです。

私はインド人からの迷惑電話に出てしまった時は、以前は対応をいろいろ考えていたんですが、「何を言ってるか分かりません」と言うことに決めていました。

これが一番効き目があるんです。

「何を言っているか分かりません」は英語で言ってもいいですし、日本語で言ってもいいです。日本語で言えば相手はすぐ電話を切りますよ。


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