2024年2月2日

ソーセージとポテトのカレー味サラダ

「ソーセージとポテトのカレー味サラダ」というのは、私が大学生の頃から作り続けている簡単料理で、うちの夫の大好物料理の一つなんですけど。

茹でたポテトと軽く焼いたソーセージを塩コショウ、カレー粉、マヨネーズで味付けして、最期にネギを加えたものですが。


日本では、この料理に合うソーセージはいろいろあるんですけど、魚肉ソーセージでも美味しいんですが、オーストラリアに来てからはクランスキー・ソーセージというスモークしてあるタイプのソーセージで作ります。

昨日は、うちの娘が先週に続いて再び帰って来ていました。うちの夫と一緒に、夫の父親が売りに出していまだに売れていない家のメンテナンスをしに行くためです。

仕事は敷地内の草刈りや倒れた木や落ちた枝の片付けで、トラクター型草刈り機の運転やチェーンソーの使い方も習っているそうです。

すべてお金のためですよ。仕事を手伝って報酬をもらうためです。大学院の勉強と病院での研修に追われながら、かけ持ちでアルバイトを複数やっています。良く頑張っていると思います。

メンテナンスの仕事から帰って来て、シャワーを浴びて一息ついてから、夕方6時からは別のアルバイトが入っていました。

だから、私は早めに晩ご飯を作っておいたんです。アルバイトの前に少し食べて行けるように。

作ったのは、「鶏の五目炊き込みご飯」「ケールのサラダ」「キュウリとトマトを切ったの」そして「ソーセージとポテトのカレー味サラダ」でした。

5時前、娘が食べ始めました。それを見て、うちの息子も食べ始めましたが、晩ご飯には早すぎると自覚していたようで少しだけ食べていました。

うちの夫も、お腹が空いているから食べると言って取りに行きました。

皆んな食べるなら私も食べようかと思いキッチンに行きましたら、なんと「ソーセージとポテトのカレー味サラダ」が入っていた大きなボウルが、

空っぽ!

「ちょっとお!ポテトが無くなってる!あんなにたくさんあったのに!誰が全部取ったのよ!他の人が食べる分が無くなるじゃあないの!」

私がすごい剣幕で叫んでいると、あわててやって来たのは夫でした。

手に持っているお皿を見ると、

ソーセージとポテトのサラダだけが大量山盛り!

大きなジャガイモ4個で作ったんですよ。娘と息子が少し食べたとは言え、3人分は残っていたと思います。それを全部お皿に取っていたんです。

「なんで全部取るのよ!他の人のことを考えなさいよ!サラダを全く取っていないじゃないの!炊き込みご飯だってあるのに!」
「他のものがあるとは知らなかったから…」
「知らなかったあ?ここに置いてあるじゃん!」(まさか見えなかったのか?)

私は夫のお皿からポテトとソーセージを少し取りましたが、結局夫は3人分を一人で食べたのでございます。


全くねえ、時々うちの夫は信じがたい量を食べます。

いつだったか、20センチのケーキ型でバナナケーキを作った時、しばらくしてケーキが無くなっていることに気づいてびっくりしたことがあります。

私も一切れ食べましたけど、残りは夫が一人で全部食べたと分かって、もっとびっくりしました。

一切れ食べてもっと食べたくなり、もう一切れ、もう一切れと食べているうちに全部食べてしまったと言うんです。

さすがに最近はケーキを一人で全部食べたりしませんが、半分くらい食べることはザラですから。

腎臓が一つになってから体重が増えて、いろいろ健康問題が生じていますからね、せめて体重が2桁になるように減量しなくてはいけないと本人も分かっているはずなんですけど。

外食する時は必ず高カロリーの肉料理を選びますしね。

先日、私達がローストポーク入りのバインミー(ベトナムサンドイッチ)を買って食べた時、夫は大満足していましたけど、私はお腹がもたれて半日気持ちが悪かったんです。

脂っこいお肉はどうも消化がうまく行きませんが、夫はああいう食べ物が好きなわけですよ。

「ソーセージとポテトのカレー味サラダ」は大好物と知っていますし、私だって好きですけど、あんな量を食べるとは。

太る人は、太る理由があるってことです。


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