建物に入ってすぐのところに人気のベトナム系パン屋がありますが、お客は誰もいませんでした。近くにある椅子に座って何か食べている人達がいました。
食べていたのは握り寿司!
インド系の人達でしたけど、お箸を使ってサーモンやマグロのお寿司を食べているのを見て、私は思わず顔がゆるみましたよ。
私がオーストラリアに来た頃は(1990年代ですが)寿司と言えば「生の魚!ゲロゲロー!」という反応でしたからね。時代は変わったんです。
少し行ったところに大きな八百屋があります。そこの前のベンチに白人オーストラリア男が座っていて、何か食べていました。
食べていたのは巻き寿司!
紙袋に入ったのをホットドッグみたいに持って、お醤油を少しずつ付けながら食べていましたよ。
八百屋の角を曲がると、スーパーの近くに「Sushi Sushi」(スシスシ)というお店があるんですが、数人が並んで巻き寿司を買っていました。
スーパーで買い物を終えて「Sushi Sushi」の近くに戻って来ました。店の横の椅子に座ってアジア人ではない年配の男性と幼稚園児くらいの子供が2人、握り寿司と巻き寿司の詰め合わせを食べていました。
おじいさんが孫と一緒に寿司を食べているという様子でした。子供達は上手にお箸を使っていましたよ。指がお寿司に触れるほど端っこの方を持っていましたけど。
私は顔がさらにゆるみました。
同じルートを歩いて外に出るまでにさらに何人か食べている人達を見かけましたが、食べていたのは、
皆んなお寿司!
昨日は「お寿司の日」だったわけじゃあありませんよ。ただ皆さん食べたくなったのがお寿司だったんでしょう。
分かる!分かる!
暑い日にお寿司が食べたくなるその気持ち!
我が家の晩ご飯もお寿司だったんです。前の日から決めていました。寿司飯にスモークサーモンと炒り卵と枝豆とツナマヨと、レタスやキュウリやアボカドなどの野菜をたっぷりのせたポキボウルみたいなやつです。
暑い日のメニューの筆頭なんですよ。
これがうちの夫のために盛り付けたやつ。1合分の寿司飯の上にいろいろ乗せています。超大盛りですよ。
「もうすぐご飯よ〜」とも何も言っていないのに、盛り付けを始めた頃に夫も息子もキッチンにやって来て、盛り付けをしている私の前に立って、黙ってじ〜っと盛り付けているのを見続けるもんですからね、少しあせりました。
最後のスナップエンドウを乗せた途端に夫の手が伸びて来て、お皿を取ろうとしました。
「まだダメ!写真を撮るんだから!ブログに載せるの!」
「え〜」
夫はお箸を手にして私の横に立ち、写真を撮り終えるのを待っていましたよ。気持ちは分かります。早く食べたかったんでしょう。暑い日の定番になっているこの寿司ボウルは、夫も息子も大好きなんですよ。
スモークサーモンもいいんですけど、照り焼きチキンが乗っているともっと喜びます。でもね、このクソ暑い日に照り焼きチキンなんて作りたくないのよ!
この寿司ボウルは、好みでマヨネーズやお醤油をかけて食べるんですが、野菜以外は(枝豆も)味がついているので、塩分摂取を控えなくてはいけないうちの夫は、このまま食べていました。
夕方が近づくと異常な暑さになる我が家の西向きキッチンでは、炊きたてのご飯に寿司酢を混ぜる時と炒り卵を作る時が暑くて大変ですが、それを早めに作っておけば、夕方は野菜を切って盛り付けるだけですからラクです。
野菜も洗ったり切ったりを早めにやっておけばもっとラクですね。
簡単で美味しくて栄養もあってお腹がいっぱいになって男達も大満足する寿司ボウル。暑い日はもうこれが一番!
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