腎臓摘出手術から3日目には退院し、退院翌日にはツールショップに顔を出したくらい元気でね。翌週からは、度々お店に足を運んでお釣り用の小銭を準備しに行ったり、電話やコンピューターでできる仕事はやっていましたし、かなり回復してからは自分の父親にトラックの運転を頼んで商品の配達までやっていたんです。
しかし、そういうことはね、
してはいけなかったんですよ!
医者からの「仕事に復帰しても良いという証明書」が無いと仕事はしてはいけなかったんだそうですが、そこのところをよく分かっていなかったんです。自分で大丈夫と思ったら、いつでも仕事に復帰するつもりだったらしいです。
証明書がないと仕事に戻れないと知った後も、度々お店に顔を出していました。そのことを「ある人」から本部のHR(人事部)に告げ口されて、夫は正式に注意されたんです。
その翌日に買いたい物があって店に行ったら、「ある人」がまた来ているぞと本部に告げ口をしたので、今度は文書による警告が来ましてね。もう絶対にお店に足を踏み入れてはいけないということになってしまいまして。
退屈した夫は、叔父さんの家に旅行に行ったりもしたんですけど、まあとにかく退屈しまくりなんです。
手術から6週間が経ちまして、昨日3回目の検診がありました。血液検査と尿検査の結果は大変良かったそうです。夫は腎臓が1つになっているわけですが、現在の腎機能は腎臓が2つあって正常に機能していたのを100%とした場合の66%だそうです。
詳しいことは私には分かりませんけど、かなり良い回復ぶりなのだそうで、昨日は「仕事に復帰しても良いという証明書」をもらって来ました。
ところが、いつ仕事に戻れるかは、
未定なんですって!
と言いますのも、これからの2週間は重さ10キロまでの物を持ち上げても良いと、2週間後からは20キロまで持ち上げても良いと言われたそうなんです。
つまり、まだ出来ることに制約があるわけですよ。
まだ10キロまでしか持ち上げられないけど、仕事に戻っても良いと判断するかどうかは、会社次第なんだそうです。10キロまでしか持ち上げられなくても、店長としては出来る仕事がたくさんあると思いますけどね。
20キロを持ち上げられるようになるまで休み続けなくてはいけないのか、制約が完全に無くなるまで休まないといけないのか、会社の判断待ちなんだそうです。
「よくまあそんなに病気休暇が取れるもんだ!」と思ったら、会社の社長がうちの夫が腎臓を提供することをサポートするために、こんなに長く病気休暇で休み続けることを認めてくれているんだそうです。
しかしねえ、こんなに長く休むつもりではなかった夫のイライラはつのっています。機嫌が悪くて困るので、早く仕事に戻って欲しいですよ。
少なくとも、今日もお休みなんですから、ガレージを片付けてもらうためにトレーラーを夫の父親が所有する家の物置まで私がトラックで牽引してあげると言ってあげたんですけど、どうするんでしょうか。
私がトラックの運転をしてあげると言っているんですから、片付けに取り組んでもらいたいんですけど。夫がやりたいことは片付けじゃあないんですよね。それは知っています。でもねえ、イライラしても仕事には戻れないんだから。
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