顔に火傷をして一人で家に残り退屈していた気の毒な私に、何かお土産でも買って来てくれるかもしれないと思ったりもしましたが、お土産なんて買って来るわけがないのでした。チラッと期待した私がバカなのでございます。
夫は太っていませんでした。旅行中は食べ物に気を付けたし、お酒は飲まなかったそうです。もしも太ったら、それは「無責任」と「偽善」の象徴だと言っておいたのが効き目があったように思いますね。
いろいろ話したいことはあったようですが、シドニーで何をしたかとか、ニューキャッスルで誰に会ってどんな話をしたかとか私は興味がありませんし、まだ腹が立っているから話を聞いてあげる気も無いのでね、夫はうちの息子に話していましたけど。
そんなことよりも、顔の火傷ですよ。
私が顔に火傷をした先週の日曜日は、私の火傷よりもケバブ屋の子羊肉ケバブがどんなに美味しかったかの方が大事な話題だった夫も、昨日は帰って来るなり私の顔を見に来ました。
近くでジロジロ見てから、いかにも「お気の毒です」という表情をして「おお…」とだけ言いました。
「おお…」って何?
そんなにひどいか?
「少し色が薄くなったなあ」とか「茶色が取れたなあ」とか、もっと慰めの言葉があるだろうに、「おお…」だけ言うって何よ!
ところで、
その火傷なんですけど、「顔面を斜めに走る茶色の筋」にも書きましたが、あごの左下から右のこめかみまで斜めに火傷痕が並んで筋のようになっています。
大部分はすぐに茶色くなった後で皮がむけ、その後は赤やピンク色のまだら状態です。右こめかみの髪の生え際近くの一番痛かった部分は、黒く分厚いかさぶたになりました。
そのすぐ横の右眉なんですけど、眉尻にも油が散ったらしくて薄いかさぶたになっていたんですが、今朝シャワーの後で見たらかさぶたが取れていました。
おかげではっきりと分かったんですけどね、
あったはずの眉毛が無いんです…
数本だけショボショボと生えていますが、ほぼ眉尻が無い状態です。
ああ…
眉毛はまた生えて来るんでしょうか?
それとも、毛根が火傷でダメージを受けて、もう生えて来ないとか?
生えて来て欲しいですけど…
もしも生えて来なかったら、眉毛を描き足せるペンがあるみたいなので使ってみようとも思っていますが、生えて来て欲しいです。
ホントにもう踏んだり蹴ったりです。
火傷痕はまだかなり目立つので、「私はこういうのはあまり気にならないんですよ」などと火傷直後の記事には書いたくせに、昨日も食品の買い物にはマスクを着けて行きました。
言ってることとやってることが違い過ぎます。
キッチンで転倒して顔面を強打してレモン大のたんこぶが出来て黒いパンダ顔になった時には、マスクで隠すことが出来ないからサングラスで隠していたんですけど、隠さないとどこへ行っても人々の視線を感じるからウンザリしたんです。
ホント、あの時もいろいろ踏んだり蹴ったりでした。サングラスのせいで「ZARAバッグの悲劇」も起きたしな。結局あのバッグは二度と使わなかったんですよ。
この火傷は、あの時のパンダ顔ほどはひどくないです。そんなに気にすることもないとは思いますけど。
早く治って欲しいです。
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