2023年8月1日

花粉症シーズンの始まり

家族が次々に風邪でダウンしていた2週間前、私もくしゃみが出始めたので風邪がうつったと思ったものの、どうも風邪ではないらしいという記事を書きました。

他の風邪の症状が無くてくしゃみが出るだけでしたからね、「もしかしたら花粉症か?」と思ったわけなんですけど。

先週から鼻水が出るようになっています。

完全に花粉症ですよ!

花粉アレルギーの症状が真冬のはずの7月から始まったことは今まで無かったです。

メルボルンの7月というのはですね、日本で言えば1月と同じですよ。1月は真冬でしょ?普通なら1月から花粉症は始まらないですよね。

これは、私がオーストラリアに住むようになってからの30年間で最も早い花粉症シーズンの始まりです。

一昨日は、抗ヒスタミン薬を飲もうかと思うほど鼻水が出たのですが、昨日は何ともなかったです。今のところ症状はくしゃみと鼻水だけで、鼻詰まりや目のかゆみ、息苦しさという症状は出ていませんから、飛んでいる花粉は牧草ではない草の花粉だろうと思います。

いつもお天気をチェックする天気予報サイトの設定を変更して、花粉情報も出るようにしました。そうしたらね、なんと今日は花粉の飛散量指数が「高い」の予報なんですよ。

今日だけじゃあないの、雨が降るらしい金曜日以外は今週一週間ずっと「高い」の予報ですよ。

いやあ、ちょっともう、どうして今頃からこんなことになる?

もちろん地球温暖化の影響なんですよねえ。エルニーニョも影響しているかもしれません。大して寒くもなかったメルボルンの冬はもう終わりです。うっとうしい花粉症の春が早くもやって来ました。


気温の変化がジェットコースターみたいなのがメルボルンの天気の特徴ですから、まだまだ寒い日もあるでしょうけど、植物を見るともう春だと分かりますよ。

至る所でワトルが黄色い花を咲かせていますし、街路樹も花を咲かせ始めています。我家の庭でもたくさん花が咲き始めました。

エルニーニョが始まったので、今年は乾燥して気温の高い日が多くなると言われています。乾燥して気温が高いと森林火災が発生するのは確実ですから、夏が心配です。

日本で気温が40度に達するかもしれないというニュースを時々耳にしますが、メルボルンでは毎年何度も40度は超えます。森林火災で大被害が出たブラックサタデーには、我が家の気温は48度でしたからね。

気温が40度を超えても驚きませんけど、これに乾燥と強風が重なると怖いですよ。私達が今住んでいる家はユーカリの大木に囲まれていますから、近くで火災が発生すれば簡単に燃えちゃうでしょう。

私は、火災が発生したら家にとどまって火から家を守るなんてことをするつもりは無いですから、能力も体力も無いですからね、その時は早めに逃げるつもりです。

さあて、今日の花粉ですけど、どうなるでしょうか。

メルボルン大学が出している花粉情報アプリを見てみると「低い」の予報ですから、どっちが正しいのか分かりません。

このアプリは残念ながらイマイチなので、これまであまり使ってこなかったんですけど、窓の外の様子を見ると「低い」が当たっているような気もします。

飛散量が多くても症状が軽い日もあるし、少なくても症状がひどい日があったりしますから、アレルギー症状が出るかどうかは飛んでいる花粉の種類にもよるのですけど。

8月からこんなことを心配しなくちゃあいけないとは残念なことです。早く始まったんだから早く終わってくれるといいなあと思ったら、早く始まってシーズンが長くなるんだそうですよ。

ああ、分からない人には分からない花粉症の苦しみ。一年中、普通に呼吸して暮らせる人達がうらやましいです。


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