2023年4月9日

娘が帰って来たイースター

天気予報どおりに冷たい大雨が降って、とても寒いイースター(復活祭)の朝です。

イースターの朝は、子供達はイースターバニー(うさぎ)が置いて行ってくれた(ということになっている)チョコレートエッグ探しをするはずですが、たとえ仕事熱心なイースターバニーがいてあの大雨の中でもチョコレートエッグを置いて行ってくれていたとしても、チョコレートエッグは濡れてしまっているでしょうね。

子供達の親は、今年は天気が悪過ぎてイースターバニーは来なかったねと、がっかりする子供達をなぐさめているかもしれません。

イースターとかクリスマスというのは、日本のお正月やお盆のように家族が集まるイベントなんですが、私達は何も予定はなくて、ただ4連休を家で過ごすことになっていました。

メルボルンに住んでいるうちの娘は、連休中は知り合いのカップルの犬の世話を頼まれていて、これはアルバイトでもあるんですが、帰って来る予定は無かったんですけど、昨日帰って来ました。

飼い主のカップルが連休を利用した旅行を前に病気になったんだそうで。いますよねえ、こういう人。

うちの娘もそうなんですが、何か楽しみにしているイベントや旅行などがある時に限って病気になる人がいます。

お気の毒ですが旅行は中止ですから、犬の世話のアルバイトも無くなったので、午前中のクラヴ・マガのトレーニングを終えてから、お昼過ぎに帰って来たんです。


1.娘が帰って来ると知ったうちの夫がしたこと、その1

私を誘って食品の買い物に行きました。久しぶりに帰ってくる娘に美味しいものを食べさせたいと思うのは、父親もそうなんですか?

ただし、夫が買っていたのはチーズとかディップとかクラッカーとか生ハムとか大きなかたまり肉とか。

それは、自分が食べたいものじゃあないのか?

買い物を終えて家に帰った後、娘から電話があって晩ご飯に「寄せ鍋」を食べたいと言うので、私は「寄せ鍋」の材料を買いにもう一度買い物に行きました。


2.娘が帰って来ると知ったうちの夫がしたこと、その2

2回目の買い物から帰ると、薪ストーブがガンガン燃えていて居間が大変暖かくなっていました。娘のために家を暖かくしておこうと思ったんですね。

ところが、薪を燃やしすぎて居間どころか隣りのキッチンも暑くなり、お料理をしている私は大汗をかきましたよ。

過去80年で最も寒いイースターになるはずですが、家の中は夏のように暑かったのでした。

いつもこのくらい頑張ってくれると、セントラルヒーティングが壊れても寒い思いをしなくて済むのに。


3.娘が帰って来てしてくれたこと

うちの夫には、このイースター4連休を使ってごみ屋敷状態のガレージを少しでも片付けて欲しいと期待していた私ですが、いけませんねえ。

期待しちゃあいけないんですよ。期待するからがっかりするんですから。

夫は片付けをするとは言ったんですけど、やっぱり何もしないので、期待した私が愚かだったと思っていました。

まあ、連休1日目は昼寝で終わったし、2日目は娘が帰って来ると知って夫は片付けどころじゃあなかったわけですけど。

そんな夫に「その後引っ越しの件はどうなっているのか?」「片付けは進んでいるのか?」と娘が聞いているのが聞こえました。

そこで私は、もっと夫を励ましてやる気にさせて欲しいと娘に頼んだんですよ。

そうしたらね、娘はうちの夫を誘って山ほどある本(文字通り山ほどあるんですよ!ものすごい数なんです!)の分類を始めたんです。

夫が取っておく本(もう読めないのに)、娘がもらう本(大量です)、知人や会社のスタッフにあげる本、長年利用して来た中古本ショップに売る本、オプショップと呼ばれるチァリティーショップに寄付する本、と言う具合に分けていました。

いつかはしなくてはいけないことですから、始めてくれたのは嬉しいですけど、おかげで本棚が置いてある部屋(別名ミミズが出る部屋)は大散らかりです。

こうして分類して箱に詰めた本は、私が車を運転して持って行くことになります。頑張りますよ。

ごみ屋敷状態のガレージだってね、あれを片付けるのは現実問題として夫一人では無理だと知っています。私が手伝うと言うと嫌な顔をしますけど、娘が手伝うといえば話が違ってきますから。

それにしても、小さな家に引っ越すには物を処分することは不可欠なのに、この期に及んでまだ「いつか使うことがあるかもしれない」というようなことを言っているうちの夫。

先が思いやられます。

私が何か言っても聞きませんから、娘の助けが必要です。


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