2023年4月5日

いつまでも続く検査と誕生日

今日はうちの夫の誕生日なんです。いつもの年なら、私からの夫へのプレゼントは晩ご飯のご馳走とバースデーケーキだけなんですけどね、今年はプレゼントをあげました。

マグカップです。

ただのマグカップではありませんよ。夫が最も愛するドイツの電動工具メーカー「FESTOOL」のロゴ入りマグカップです。夫は大喜びして私にハグしましたよ。写真を撮ってくれと言うので、そのマグを持った夫の写真を撮ってあげました。

気に入るだろうとは思ったけど、

あんなに喜ぶとは!

電動工具を買ってあげることはできませんし、買っても使うことがないですからね。マグカップとは、我ながらいいアイデアでしたね。

ちなみに、日本の電動工具メーカー「マキタ」のロゴ入りとかも売っていました。ロゴ入りマグカップが欲しいほど「マキタ」を愛する人がいるかどうかは知りませんけど。

昨年の今日の記事を読むと、うちの夫は減量のために食べ物や食べる量にかなり気を使っていたことが分かります。医者に指示された103キロを目指してダイエットを頑張っていたんですよ。

全て腎臓を提供するためでした。

あれから1年も経って、まだ検査は続いているのでございます。

もうね、こんなに難しいのなら腎臓提供はあきらめればいいのにと私は思うんですけど、夫はあきらめていないんです。

うちの夫が健康な腎臓を必要としているどこかの誰かに自分の腎臓を一つ差し上げたいという希望を持ち、私には相談もしてくれずに腎臓提供を申し出て、検査が始まるという話を聞いたのは2年前の9月でした。

あれから1年半以上、まあとにかくあらゆる検査をやって来ましたけどね、肥満であるということも障害になったし、肝臓が問題になっているんです。

肝臓に嚢胞(のうほう)があることはスキャン検査で分かったんですけど、追加の検査の結果、嚢胞は腎臓提供の問題にはならないという結論でした。

現在問題になっているのは「ヘモクロマトーシス」という肝臓に鉄が過剰に蓄積される先天性の病気のことです。うちの夫が「ヘモクロマトーシス」という病気であることは最初から報告してあったのですが、これが問題視されて遺伝子検査まで受けたんです。

夫の肝臓は脂肪肝でもあるのですけど、肥満ですからそんなことは言われなくても分かるんですが、とにかく「ヘモクロマトーシス」で脂肪肝でもある肝臓について、もっと検査をしないいけないと言われましてね。

それに追い打ちをかけるように、今度は腎臓結石になったことがあるというのが問題になっていまして。20年以上も前のことですけど。

今日は、この件で医者に会うことになっているんです。また私がオースティン病院まで送って行かなくちゃあいけません。

実は昨日もオースティン病院まで送って行ったんですよ。昨日は、これまで何度も何度も延期になっていた精神科医のアセスメントを受けるためでした。

病院にはずいぶん早く着きました。病院に行くついでに商品の配達をすると夫が言うので、早めに家を出たからです。商品の配達をするのは夫でも、車を運転するのは私です。全くもう…

病院に着いてから、夫は予約時間が来るまで1時間近くも待ち、予約時間が来てから40分も待たされた頃に受付のスタッフがやって来て、アセスメントを受けるはずの精神科医は体調を崩して出勤していないと言われたんだそうです。

何だそれ!

休んでいることは朝から分かっていたことですよ。どうして連絡してくれなかったんでしょうか!

いろいろあって、結局アセスメントは受けることができたんだそうですけど、ビデオ電話でしたんだそうです。自分の家にいる精神科医と病院にいるうちの夫が、ビデオ電話でアセスメント。

夫は自分のスマートフォンを使って、自分のデータ通信容量を使ってやったんだそうです。

そんなの自分の家からできるんですよ!

私があんな遠いところまで送って行く必要もなかったんです。

アセスメントの後、精神科医はうちの夫が腎臓を提供することに問題は無いとは言ってくれませんでした。別の精神科医とのさらなるアセスメントが必要だと言ったんですって。

夫にはパニック障害の病歴がありますし、うつで寝込んでいた時期が何度もありますしね、双極性障害2型であるというのは精神科医の方は気になるでしょう。私だって気になりますよ。

もうあきらめたら?


これから夫をオースティン病院に送って行った後、晩ご飯用の肉を買って帰って、それからケーキを焼いて、昼からはうちの息子をボックスヒルのクリニックに送って行かなくてはいけません。3回目の痔の手術から4週間が経ちましたので、手術をしてくれた医者の診察を受けるのです。

夫もついて行くんだそうです。

息子は良くなっているように見えません。いまだに痛みがひどくてベッドで安静にする毎日ですよ。4週間も経っているのに。

4回目の手術が必要ですとか言われたら、どうしたらいいんでしょうか?

どうしたらいいんでしょうかと言ったって、必要なら手術を受けるしか無いですし、公立の病院では命に関わらない手術の順番待ちが8万人もいるそうですから、うちの息子が痔の手術を受けられそうな見込みは無いです。

また費用全額自己負担で民間の病院で受けるしか無いでしょう。親としては何とか費用を工面しないといけませんけどね、私達には簡単ではありません。どうするかなあ。

ということで、今日はお料理も忙しいけど、病院への送り迎えを2回もしなくちゃあいけませんから大変です。

頑張ります。


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