2023年4月20日

食べ物がくれるパワー

なかなか元気が出ません。風邪を引いている時のあの病気の感じはもう無いんですけど、いつまでも続くこのだるさ。ちょっと動くとハアハア言うし。

新型コロナではなかったんだから、ロングコーヴィッド(Long Covid)とか呼ばれる後遺症ではないはずだけど、いつまでも元気が出ないことが少し気になり始めました。

それで、いろいろな医療関係のウェブサイトを読んでいたら、倦怠感や身体のだるさの原因に「偏った食事が続いている」というのを見つけたんです。

私ったらまさにそれじゃん!

ずっとお茶ばっかり飲んでいたんですよ。お茶を飲んでいると咳が出にくいのでラクなんです。それに、お茶ばっかり飲んでいるのでお茶でお腹が膨れてしまって、きちんと食事をしていませんでした。

食事はスープみたいなのばっかりで、ご飯やうどんを入れて食べることもありましたけど、汁かけご飯みたいなのは水分が多いからすぐにお腹が一杯になってたくさんは食べられません。

栄養とカロリーが足りていないということですよ。

栄養補給が必要だと思い、夫が買い置きしている「OPTIFAST(オプティファースト)」のダイエットシェイクをおやつ代わりに飲みました。

あらゆる栄養素を含んでいる代替食品ですからね、これで不足している栄養素を摂取しようというわけです。

チョコレートも食べました。カカオの含有率が高いビターチョコレートですけど、具合が悪くなった時にこれを食べると元気が出るのですよ。

食事は野菜中心のスープをお椀に1杯というのが続いていたので、やっぱりもっとたんぱく質を摂らないといけないと思いました。

ヴィーガン食を始めた人が元気が無くなっていく話をよく聞きますけどね、やっぱり肉を食べなくちゃあいけないと思って、豚肉と卵を炒めて食べました。

晩ご飯は、娘が作ってくれていたポテトと鮭缶のグラタンでしたから、一番上の鮭とチーズの部分を食べたらこれが美味しかった。

一度にたくさんお腹に入らないし、すぐに胸焼けするので、少量ずつ回数を多く、昨日はほぼ一日中食べていました。

そうしたら、

やっぱり食べ物がくれるパワーというのはすごいんですよ。

今朝は身体がだるくないし、咳も出ていないし、なんだかほぼ元に戻ったような気分です。


高齢者は「腹八分」じゃあなくて「腹九分」食べるべきだとか、歳を取るほど積極的に肉を食べるべきだとか最近よく耳にするようになっています。

あっさりしたものばかりを少なめに食べていると、低栄養のために健康面で影響が出るのは考えてみればあたりまえのことですが、特にたんぱく質の不足が免疫力の低下や筋肉の衰えなどの原因になるんですよね。

筋肉と言えばすぐに足腰の筋肉のことを考えがちですけど、私達人間は全身筋肉のおかげで生きているんです。心臓だって筋肉でできているんですから、筋肉が衰えれば健康の維持は難しくなりますよ。

動物性たんぱく質には免疫力をアップさせる効果があることはよく知られていますが、風邪にしろ新型コロナにしろガンにしろ、病気と闘うためには動物性たんぱく質を摂取することは助けになります。

考えてみると、最近減量を心がけていたので、私は食事の量も減らしていたし野菜中心の食事になって動物性たんぱく質をしっかり摂っていなかったから、免疫力が落ちていたのだと思います。

食事の量を減らしたせいで便秘になって、それで痛い目にもあったし。

今回具合が悪くなってからは、どういうわけだかお茶が飲みたくてしようがなくて、お茶でお腹が膨れていたのも良くなかったです。

もちろん体重は減りましたよ。でも、以前にもこういうことがあったけど、脚ばっかり痩せるという感じの減り方なんです。脚の筋肉が落ちるのは危ないですよ。

お肉を食べてちゃんと運動して足腰の筋肉を維持しないといけません。

昨日一日しっかり食べただけで今日は身体に違いを感じるので、食べ物は大事だと実感したという話でございました。


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