つなげたら、鎖編み1目で立ち上がるのが普通ですが、このやり方だとこの立ち上がった部分がかなり目立ってしまいます。
下の写真は、普通に下の目の糸2本を拾って細編みをしていますから模様が斜めになっていますし、立ち上がりの部分がカッコ悪すぎです。
模様が斜めにならないように真っ直ぐに編む方法は、「細編みで模様が斜めになるのを防ぐ方法」をお読みください。
立ち上がりの部分を目立たなくする方法はいくつかあるのでしょうが、私がやっている方法を2つ紹介します。
1.目立ってカッコ悪い糸を見えなくする
カッコ悪さの原因になっている横に渡っている糸を引っ張って、表からできるだけ見えなくする方法です。
下の写真は、一周編み終えて最初の目の前まで戻ったところ。
最初の目の頭にかぎ針を入れて引き抜き編みでつなげます。
つなげた時にできた目の糸(星印の部分)が目立ってカッコ悪くなるわけですから、これを見えなくするんです。
糸をグイグイと引っ張ってきつく締めます。使っている糸が太いので全く見えなくすることはできませんが、1〜2ミリくらいまで小さくできました。
後は、普通に鎖編み1目で立ち上がって、細編みをします。
模様が斜めにならないようにしたい場合は、手前の糸1本だけを拾って編むと簡単です。「細編みで模様が斜めになるのを防ぐ方法」をお読みください。
立ち上がり部分は、このようになります。
2.一周の最後の目は2目一度にする
もう一つの方法は、カッコ悪さの原因になっている横に渡っている糸も拾って細編みをする方法です。
しかし、この糸にも細編みをすると目数が1目増えてしまいますから、最後の目とこの糸を拾って編んだ目を、2目一度するのです。
下の写真は、最後の目にかぎ針を通して糸を引っ掛けたところ。
横に渡っている糸にもかぎ針を通して糸を引っ掛けます。
この2つを2目一度にして編みます。
引き抜き編みで最初の目とつなげます。
後は、普通に鎖編み1目で立ち上がって、細編みをします。
この編み方では、糸をグイグイ引っ張ったりする必要もなく、立ち上がり部分はこのようになります。
試してみてください。
円状に編んでいく場合は、また別の方法がありますよ。
円状に編む場合は、各段で増し目をしなくてはいけませんから、横に渡っている糸を増し目に使うと、立ち上がり部分はほぼ分からないです。
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