2022年11月23日

新型コロナのその後とうちの夫

新型コロナの感染が世界中に拡大して、メルボルンが世界最長のロックダウンをやっていた頃、私が毎日チェックしていたウェブサイトがあります。

ワールドメーター(Worldometer)というサイトです。様々な話題やテーマの統計数値をリアルタイムで提供するサービスで、新型コロナについても各国が発表する数値を統計しており、世界的な状況を把握するのに役立っていました。

あれを毎朝チェックして、感染者が爆発的に増え、信じがたい数の死亡者が出ているのを見て驚愕したものですが。

メルボルンでは、もう新型コロナは「過去のもの」のような扱いです。規制はほぼ全て無くなり、私達の暮らしは新型コロナ以前の暮らしと変わりません。

だから、ワールドメーターのサイトを見ることも無くなっていたんですけど、昨日何ヶ月ぶりかで見てみたら、感染者数も死亡者数も想像以上に増えていました。

世界の死亡者数は、発表されているだけで660万人を超えているんですね。

米国だけで110万人を超えているのはすごいですが、あの国は50の国が集まっているような国ですから、多くても不思議ではありません。

米国よりも驚いたのは日本ですよ。感染者数の累計を見ると、日本はワースト10に入っているんですもの。いつの間にあんなに増えたんですか?

まあ、それはしっかり検査をやっているからだとも言えますけど、今でも毎日多くの新規感染者と死亡者が出ていることには驚きました。

日本の皆さんは、世界が感心するほどマスクをしているのにねえ。

メルボルンではマスクをしている人は見かけなくなっていますよ。病院など医療関係施設や介護施設に入る時にはマスクの着用を求められますけど、普段の生活でマスクをしている人を見ることはまれです。

本当に新型コロナ以前の暮らしに戻っているんです。

新規感染者はもちろん出ていますけどね、うちの息子だって2週間前に感染しましたけど、感染したと分かっても報告する義務がもうありませんから、発表される数値は実態を反映していません。

お亡くなりになる方もいらっしゃいますけど、それはわずかです。

州民のほぼ全員がワクチン接種済みで、非常に多くの人が感染したけれどもワクチンのおかげで重症化せずに済み、ワクチンと感染の両方によってハイブリッド免疫を獲得したおかげで集団免疫が達成されたと考えられているようです。

うちの息子は未だに咳をしていますけど、私以外の全員がハイブリッド免疫ですよ。

私自身は「新型コロナにはかからないタイプ」か「症状が出ないタイプ」だろうと勝手に思っていますけど、本当にもしそうならラッキーです。


ところで、カリブ海に旅行に行っているうちの夫ですが、5日間のカリブ海クルーズを終えて、リッツ・カールトンの超豪華ヨットはメルボルン時間の昨晩、バルバドスに戻ったそうです。

これから2日がかりでメルボルンに帰って来ます。

どういう日程で、どの航空会社を使って、どういうルートで帰って来るのか、教えてもらっていないので分かりません。

聞いているのは、金曜日の午前中にメルボルンに着くこと。帰りの便はブリスベン経由なので、行く時よりももっと時間がかかるということだけです。

もしも事故があっても、どこかから連絡をもらうまでは何も分からないということなのでございますよ。

普通、一人で旅行に行く時には、家族にそういうことを知らせておくものだと思いますけどねえ。

今はどこにいるんでしょうか。「Find Me」アプリで探しても居場所は分かりません。インターネットが利用できない状況にいるということです。

空港に着いたら連絡してくるかもしれません。


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