2022年11月2日

クルーズは超豪華ヨットで

うちの夫が13日にメルボルンを発ってカリブ海の島バルバドスに旅行に行くことになっているという話を昨日書きましたけど、私はクルーズ船でバルバドス周辺の島を周遊する5日間のクルーズ旅行をするとしか聞いていませんでした。

メルボルンからバルバドスまで行くのに2日がかりだそうです。

まずメルボルンからロサンゼルスまで行きます。このフライトだけで15時間以上かかるらしいです。ロサンゼルスに着いたら、乗り換え時間たったの1時間でフロリダ州のマイアミに行き、マイアミからバルバドスへ行くんだそうです。

聞いただけで疲れが出そうです。

2日がかりの大旅行の費用など夫は自分で払えませんからね、夫をクルーズ旅行に招待した義妹が払ってくれたんですよ。

蒸し暑いのが苦手な私は、カリブ海の島の観光には興味が無いですし、そもそも船の中で何日も過ごすクルーズというものに興味が無いです。

ほら、クルーズ船ってショッピングセンターとホテルを合わせたような巨大な乗り物でしょ?何百人も、あるいは千人以上も乗客が乗っていて、船内は人、人、人。そういうイメージです。

船の上で食事をしたり、ショーを観たり、買い物をしたり、プールで遊んだり、私はそういうことに興味が無いのですよ。

ですからね、知らない国に行けることはうらやましいと思いましたが、私だけバルバドスに行けないことを残念だとも思わなかったんですけど。

詳しい話を聞くと、思っていたのと違ったんです。

皆さん、世界的に有名な超高級ホテルのリッツ・カールトンをご存知でしょうか。ご存知でなくても名前を聞いたことくらいはあるでしょ?

このリッツ・カールトンがクルーズ旅行業界に進出して超豪華ヨットを建造したんですって。よくあるタイプの巨大クルーズ船ではありません。

クルーズ用の船としては小さくて、客室が149部屋、乗客は298人までしか乗れません。超高級ホテルのリッツ・カールトンが作った超豪華ヨットですからね、船内の設備やインテリアがどんな風だか想像できます。

インスタグラムでいろいろ写真が見れますよ。

全室がスイートルームだそうです。全室が海に面したプライベートなテラス付きです。もちろんスイートルームなんですから、バストイレ付きで、寝るところとリビングエリアがあるんです。

全室に専属のスタッフが付いていて、乗客のリクエストに応えてくれるそうです。食事は、部屋にダイニングルームがある方やテラスで食べたい方は、それも可能です。

完成したのは2020年だそうです。

ところが、ちょうど運悪く新型コロナが始まってクルーズ旅行は運行できなくなり、完成したばかりの新品超豪華ヨットはずっと未使用のままだったんですって。

ついに処女航海が行われたのはつい先日のことです。「Evrima」という名前のそのヨットは、もうすぐポルトガルのリスボンを出てカリブ海のバルバドスに向かいます。そして、バルバドスでの最初のクルーズに義妹とうちの夫が乗ることになっていると言うのですよ。

そんな夢みたいな話を聞いてうらやましいと思わないわけがないです。

死ぬまでに一度でいいから、そのヨットの中を見学くらいしてみたいものですよ。プライベートテラスでシャンペンを飲みながらカリブ海の美しい海を眺めてみたいものです。

チキショー、夫がうらやましい!

ちなみに、義妹とうちの夫が泊まる部屋は一番安いスイートルームで、5日間クルーズの費用は一人あたり5,500米ドルです。

自分でそんな費用は払えませんからね、人生に一度きりのチャンスというわけなんです。

YouTubeにリッツ・カールトンのヨットクルーズを紹介するチャンネルがありました。義妹とうちの夫が宿泊する一番安い部屋というのはこのタイプです。泊まる部屋はツインベッドだそうですけど。

うちの夫は、この超豪華ヨットの乗客のうち最も貧乏人の客はたぶん自分だろうと言っています。

多分じゃあなくて、それは確実です。

でも、おそらくチェーンソーのことに最も詳しいのは自分だろうとも言っています。

それもきっと確実です。

とにかく、この超豪華ヨットでツールショップのユニフォームを着てウロウロするのだけは止めてもらわないといけません。


この「Evrima」という超豪華ヨットは、カリブ海だけをクルーズしているわけではありません。運行予定を見ると、地中海、カリブ海、北米東海岸、北欧などを周遊していて、クルーズの期間もいろいろです。

ご予算とお好みに合わせて、場所や期間や部屋のタイプを選べます。

まあ何と言いますか、世の中にはお金持ちが大勢いらっしゃるんですね。

私なんかには一生縁が無い話です。


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