先週、家の中でも防寒コートを着て、薪ストーブをガンガン燃やしていたのがウソのような気温の上昇ぶりです。
これまで、寒さと雨のせいで花粉を飛ばしていなかった草が、この天気で一気に花粉を飛ばしているんだそうで、花粉の注意報が出ています。
2016年の今頃でしたが、花粉が大量に飛散したのと雷雨が重なって、強いアレルギー症状が出て呼吸困難になった人が10人も亡くなったことがあったんですよ。あの時のような雷雨が原因となって起きる喘息症状を「雷雨喘息」とよんでいますが。
あのようなことにならないようにと、花粉危険日には注意報が出るのです。アレルギーがひどい人は、屋外に出ないようにするとか、マスクを着けるとか、抗ヒスタミン薬等の薬を準備しておくとか、もしもの時に備えておかないといけないんです。
2016年のあの日には、何千人もの人が救急車を呼びましたからね、当然全てに対応することはできませんし、病院も気管支拡張剤の Ventolin や酸素が足りなくなったりしました。
救急医療で有名なアルフレッド病院(Alfred Hospital)では、一晩で6ヶ月分くらいの数の喘息発作患者を治療したと聞きましたよ。
私はね、他人事じゃあないんです。
昨日の早朝には呼吸が苦しくなって目が覚めました。3時前でした。目はもうパンパンに腫れていて、鼻は完全に詰まっていて口で息をしている状態でしたけど、口で息するのも苦しかったのです。
急いで空気清浄機を出しました。
抗ヒスタミン薬が効かないレベルですと命の危険を感じます。
昨夜は、なんとか晩ご飯の準備を終えてからシャワーで花粉を洗い流し、その後は空気清浄機のある寝室に閉じこもりました。ハアハア言いながら寝転んでいるうちに眠ってしまいました。
気温が30度を超える見込みの明日は、特に花粉の飛散量が多くなるとかで注意報が出ています。
本来なら、そういう危険日には家から外に出たくないんですけど、私は娘と二人でミュージカル「オペラ座の怪人」を観に行くことになっているんですから、家から出ないわけには行かないんです。
おお、そう言えば、「オペラ座の怪人」ですけどね、チケット代の大半はうちの夫が払ったらしいです。私への誕生日プレゼントに。娘のカードにはそのことは書いてなかったので、娘が自分でチケットを買ってくれたと思っていたんですけど。
夫からのプレゼントだったとはねえ。そしてそれを言わないというのがまたアレですよ。今朝プレゼントをくれたんですが、その時にチケット代を夫が払ったと聞きまして。
それはともかく…
明日は、家を出る前に抗ヒスタミン薬を飲み、マスクを着用し、もしもの時用の花粉症用ゴーグル、そしてティッシュをたくさん持参するつもりです。ごみ入れ用の袋も要ります。
いざとなれば、劇場の中でゴーグルとマスクを着用します。
つらいけど仕方がないです。皆さんが「オペラ座の怪人」をお楽しみの劇場で、「ヘックチョーン!へックチョーン!ズズズズー!」をやるわけには行かないですからね。
ホントにもう…
0 件のコメント:
コメントを投稿