2022年11月7日

これまでで最高の誕生日

今日の月曜日は私の誕生日です。62歳になりました。

「62歳」と聞くと何だかすごいおばあさんのように感じますけどね、若い貴方もいつかこの歳になってみれば分かりますが、中身は40歳の頃と変わっていないんですよ。

毎年数字だけが大きくなって違和感を感じるんですけど、鏡に映る自分を見てギョッとしたりします。思っている自分と違うから。

それはともかく、

うちの娘が土曜日に帰って来ました。月曜日は仕事があるしクラヴ・マガのトレーニングもあって帰って来れないから、日曜日に1日早いお祝いをしようと言ってくれまして。

土曜日の朝クイーン・ヴィクトリア・マーケットで買ったという食べ物をたくさん持って帰りました。花束もくれました。

そして昨日の朝、「お母さん誕生日おめでとう」と言ってカードをくれました。

ちょうどその時、私は映画「シンドラーのリスト」関係の記事を書いていていましたから「後で読むわ」と言ってカードをすぐに読まなかったんですけど、娘はすぐに読んでもらいたかったようです。

後で分かったことですが、居間で私がカードを読むのを待っていました。

カードには小さな字で涙が出るような感謝の言葉が色々書いてあって、最後にお誕生日のプレゼントにミュージカル「オペラ座の怪人」を一緒に観に行きましょうと書いてあったんです。

そのカードを読む前から、私は「シンドラーのリスト」のせいで感情的になっていましたからね、カードを読んで号泣しましたよ。

現在メルボルンのアートセンターでミュージカル「オペラ座の怪人」が上演されているんです。本当はロンドンでマイケル・クロフォードとサラ・ブライトマンのオリジナル公演を観たかったですけど、それはもう叶わぬ夢ですからね。

娘と私はこのミュージカルに一時期取り憑かれていたことがありまして、二人で居間に座ってオリジナル公演のCDを聞いたのは良い思い出です。

9日の水曜日に娘と二人で観に行って来ます。

さて、

昨日のことですが、10時過ぎだったか、キッチンに行くとダイニングルームとの境のドアが閉まっていました。「なんでこのドアを締めるの?」と思ってドアを開けると、テーブルには食事の準備がしてありました。


「あら、誕生日のお祝いをお昼にしてくれるの?」「ちょっと早く出し過ぎでしょ」「お寿司にしてくれると言っていたのになあ」といろいろ思ったんですが、黙っていました。

仕事部屋でちょっと調べ物をしていると、うちの夫がやって来ました。

「もうお昼にしようよ」
「ええ?まだ11時にもなっていないのに!」
「お腹が空いたから」

仕方がないなあとダイニングルームに行きますと、花は飾ってあるし、シャンペングラスまで準備してあったので驚きました。

そうしたら、

サプラーイズ!

そこには友人のエクリーさん夫婦がいたのですよ。プレゼントを持って、カップケーキまで作って持って来てくれていました。

完全にサプライズでした。びっくりしましたが嬉しかったです。大変楽しい時間を過ごせました。

そして、晩ご飯は前から聞いていた通りお寿司でした。息子が買いに行きました。刺し身と枝豆も買って来て、私がお寿司の時に決まって作る豆腐と卵のお汁も作り、それだけでは足りないと思った娘がキュウリとワカメの酢の物も作っていました。


私がレシピサイトに載せているレシピで作ったそうで、私が作るのと同じ味付けでしたよ。

さらに、この後はバースデーケーキ代わりのティラミスが登場!

前の晩にうちの息子が娘に助けてもらいながら初めて作ったティラミスです。初めてにしては上手にできていました。


最高の誕生日でした。

これで、うちの夫からも何かお祝いしてもらえていたら、人生最高とも言えたんですけど、あの人は自分がやってもらうと嬉しいくせに、他の人には何もしない人ですからね、期待していません。


明日は息子の誕生日なので、今度は私が頑張る番です。

毎年恒例のブラックフォレストケーキを作りますよ。「どのケーキがいい?」と聞いても答えはいつも同じなので、今年もブラックフォレストケーキです。

晩ご飯は、息子の大好物である餃子にします。

そして、木曜日はエクリーさんの下の娘さんCちゃんの誕生日。彼女が2年以上前から計画していた仮装誕生日パーティーが金曜日の夜にあります。

その準備が大変で、お料理の手伝いをすることになっているうちの娘は今週大忙しなんですけど、その話はまた今度。


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