2022年9月27日

怒鳴る理不尽なお客

現在うちの夫は元気がありません。勤めているツールショップで、難しいお客のクレーム対応でメンタルがヘトヘトになっているのです。

昨今は、あらゆる職場でクレーム(苦情や文句)があふれていますよね。

コンビニ、飲食店、小売店はもとより、バスや電車やタクシーなどの交通機関、病院や救急隊員、ホテルなどの宿泊施設、保育園や学校も、クレームは避けられませんから、これに対応するスタッフの皆さんはさぞ苦労されていることでしょう。

私は長年学校の教師をしましたが、何度も泣いたことがありますよ。

頑張ってやっていることをただ批判されたり否定されたりするだけでもつらいのに、面と向かって大声で怒鳴られたり脅迫されたりしてごらんなさい。

ああ怖い!

夫が勤めているツールショップでは道具や機械を売っているわけですが、もちろん製造上の不具合は起きるものですから、商品は一定期間保証されています。しかし、間違った取り扱いによる故障や不具合は保証されないのは当たりまえなんです。

しかし、自分が間違った取り扱いをしたことなど気にもとめず、あるいはそれは隠して、新しい商品との交換や返金を要求して来る人が大勢いるんですよ。

うちの夫は店長ですから、毎日こうしたクレーマーの対応をしなくてはいけませんが、現在トラブっている3件は、何ヶ月も前に販売した商品に関するもので、一つは2年も前に販売した商品のことだそうです。

最近この店舗に勤め始めた夫は、クレームの対象になっている商品の販売に自分が関わっていませんから、経緯を調べなければなりませんので、対応するのに時間もかかります。

いずれもクレーマー達の言い分そのものが間違っていると思われますが、この人達はしつこいのだそうですよ。一人はクレームへの対応で精神的な苦痛を味わったとかで、賠償金を要求しているとか。それは商品で支払えということらしいですけど。

一人は、店舗のスタッフではなくて直接社長にクレームしたいからと、社長の電話番号を教えろと脅したそうです。ものすごく身体の大きな男で、威嚇してくるんだそうですよ。

グーグルのレビューを見ると、時々クレーマーが投稿したひどいレビューがありますが、最近はこうしたオンラインのレビューやSNSで悪い情報を拡散して会社のイメージを壊してやるという脅しも大変多いそうです。

理不尽な3件のクレーマーがあまりにしつこくて、夫は精神的に参っているようです。こういう時には自転車やバスで通勤する元気が出ませんからね、今朝は車で送って行きましたけど、元気がありませんでした。

これがきっかけでまたメンタルが不安定になったりしなければいいのですけど。

私にできることは話を聞いてあげることくらいですけど、こういうのは聞いていると2次的トラウマの原因になりそうです。

晩ご飯に何か美味しいものを作っておいてあげるつもりです。


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