それなのに、先日探しものをして久しぶりにショッピングセンター内を歩いていた時、鏡に映る自分の姿に衝撃を受けました。
疲れ切ったおばあさん…
「うわっ」と思って背筋を伸ばし、顔に力を入れてみたら少しはマシに見えましたが、あれが自分だとは思いたくない姿でした。
時々、自分を見て驚くことがあります。
まだ若い皆さんには想像できないでしょうけど、60歳を過ぎても気持ち的には30〜40歳の頃と大して変わっていないんですよ。ですからね、突然鏡に疲れたおばあさんが映ると「うわっ誰これ!」という気持ちになるのです。
同年齢のオーストラリア人に比べると、私の外見はまだ若々しい方だと思っていましたけど、すっかり老人の顔でしたよ。長年の睡眠不足が顔に出ています。
昨日は、理由があって写真を撮らなければいけませんでした。
スナップ写真で良かったので、家で息子に撮ってもらいました。何枚か撮っては見せてくれるんですけど、撮る写真、撮る写真、どれも全部なんだか泣いているような顔でした。
とにかく元気がありません。悲しそうなんです。ニッコリしてみると、いかにも作り笑いという感じです。泣いているような目元がどうにもなりません。
「人の生き方や性格は顔に出る」とよく言われますけど、しんどかった人生が私の顔をこんな悲しい顔にしちゃったんでしょうかね。
思い返してみれば、不安やうつでつらくなってからの15年間は、笑ったり楽しんだりすることは本当に少なかったです。
よく泣いていましたし、しょっちゅう頭痛で顔をしかめていました。眠れないからいつも疲れていました。薬のおかげで安定してからは、あまり感情というものがわきませんでしたから、顔の筋肉を動かすことも少なかったでしょう。
笑わないのだから、目尻に笑いジワができるわけがありません。
あと何年生きるか分かりませんけど、残りの人生をニコニコして元気に楽しく生きれば、顔はまた変わって行くでしょうか。
ハッピーな顔のおばあさんになりたいです。
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