夫の父親が売りに出したのは、家付きの広い土地といった方がヨロシイと思われる物件で、ロケーションは大変良いんですけど、家そのものがショボいです。
この物件のセールスポイントは、31エーカーという広さの土地なんです。
ただし、この土地は住宅地として開発できません。分割して販売することもできません。ですから、田舎の広い土地に住みたい人以外には魅力に欠ける物件なんです。
まだ売れていませんから、31エーカーの広い土地の草刈りや落ちた枝や倒れた木の始末や、とにかくメンテナンスの仕事に終わりは無いらしいです。
クタクタになって帰宅して、お腹も空いていたらしい夫はビールが飲みたかったようですが、あいにくビールはありませんでした。
あったのは、先日友人のエクリーさんに晩ご飯をごちそうになった時に準備してくれていたスパークリングワイン。飲まなかったので、お土産に持たせてくれたのでした。
私はですね、最近アルコールを飲むと気持ちが悪くなるもんですから、最近は飲まなくなったんですよ。
スパークリングワインを開けた夫が、私も欲しいかと聞くので「じゃあ少しだけ」と言ったら、シャンペングラスに入れてくれました。
久しぶりに飲むスパークリングワイン。
以前は大好物だったんですけど。ボトル半分くらいは簡単に一人で飲んでいたんですけど、
これが美味しくないんです!
「こんな味だったっけ?何だか酸っぱいなあ…」と言いながらも飲んでいるうちに、やっぱり気持ちが悪くなりました。
結局残してしまいましたよ。シャンペングラス1杯も飲めないというのは、以前の私のことを考えると驚くべきことです。
体質が変化したんでしょうか。
この後、ワインのせいで耐え難い眠気に襲われて寝てしまい、夜遅くに目が覚めたらすっかり目が冴えてしまって、夜中に何時間も起きていたんです。
飲んで美味しいと感じず、気持ちが悪くなって、ついでに睡眠にも悪い。ワインはもう止めておきます。
ところで、先日ちょっと嬉しいことがありました。
米国のカリフォルニア州にお住まいだという米国人の方からメールを頂いたんです。
その方が日本語教師のオンライン勉強会というのに参加していたら、参加者の多くがオーストラリア人だったそうですが、そのオーストラリアの日本語教師の皆さんから私が出版した「Idea Book」という本のことを聞き、購入したいということだったんです。
「Idea Book」はシリーズで、1から5まで5冊を出版しました。
私がオーストラリアの小学校で日本語を教え始めた30年ほど前は、とにかく教材が何もありませんでした。教科書のようなものはもちろん、指導書もフラッシュカードやポスターのような補助教材も、小学校向けのものは何もなかったんです。
ですからね、私は何から何まで全て自分で作ったんですよ。授業で使うワークシート(プリント類)、フラッシュカード、ひらがなのポスター、指導内容に合わせたチャート類から割り箸人形や歌のカセットテープまで。
こうしたものをコピーして同学区内の他校の先生方に差し上げていたのが口コミで広がって、授業のアイデアなども一緒にまとめた本を書いて出版することになったのです。何千冊も売れましたから、需要があったことは分かりましたけど。
この話は10年ほど前にもう少し詳しく書いた記事があります。
出版した本は冊数が限られておりましたので全て売り切れましたが、問い合わせが続いたので、手元に残っていた本をコピーしてPDFファイルにしたものを販売して来たんです。
最近はもうさすがに問い合わせが来ることも滅多に無くなっていたんですけどね。
米国から問い合わせが来たのには驚きました。先生達のオンライン勉強会でオーストラリア人の先生達に勧められて自分も欲しくなったと聞いて、私はとても嬉しかったです。
オーストラリアの先生達は、今でも私の「Idea Book」シリーズを利用してくださっているんですよ。本当にもう感激です。
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