ヘッドレスト付きソファーが1,259ドルと配達料が69ドルで、合計1,328ドルの買い物でした。我が家にとっては安い買い物ではありません。
イケアのウェブサイトで注文したのが土曜日の夜で、火曜日の昼過ぎに届きましたので、ものすごく早かったです。
今まで使ってきたソファはフリーダム(Freedom)という家具店で買ったものですけど、新しいソファもその店で買おうかと思って探しました。好きなソファがありましたが、今注文すると納品が12月末から1月ということでしたからフリーダムで買うのは止めたんです。そんなに何ヶ月も待てませんからね。
フリーダムのソファも今回イケアで買ったソファも値段は同じくらいでしたよ。イケアの家具は安物という認識だったうちの夫も実際に座ってみて気に入ったので、そのソファに決めたのでした。
私は3人がけの大きなソファは欲しくなかったんですけどね。
さて、
イケアで家具を買ったことがある方ならお分かりでしょうが、イケアの家具は基本的に「フラットパック」という平箱包装で販売されています。椅子でも机でも本棚でも洋服だんすでも、平らな箱に入っているのでございます。
イケアは商品のデザイン開発段階で、いかに小さく平らな箱に梱包できるかという点を重視しているわけです。
家具をフラットパックで販売すると、運送費や倉庫費が削減でき、配送時に家具が傷むこともほとんど無くなります。
何よりも、そうしたフラットパックで販売した家具は、お客が店舗で購入したら自分で車に積み込んで自分で家に持って帰って自分で組み立てるというセルフサービスが基本ですから、人件費の削減も可能になります。
ちなみに、もちろん配達の依頼もできますし、イケアの店舗近くにはトラックのレンタル会社があるものです。そこでトラックを借りて自分で家に運ぶのです。また、組み立てをやってくれるサービスもありますよ。
とにかく、フラットパックでの販売がイケア商品の低価格を可能にしているわけです。
このことを私は忘れていたわけじゃあないんですけど、長さが2メートルを超えるソファーですから、フラットパックということはないだろうと思っていました。
どういう状態で配達されるんだろうかと思っていましたらね、フラットパックで届けられましたよ。
やっぱり自分で組み立てなければいけないのです!
私はこういう家具の組み立ては得意なんですよ。ただし、今回届いたソファーは、思っていた以上にデカくてね、むちゃくちゃ重たいし、息子と私では動かせませんでしたから、夫が帰宅するのを待って3人で組み立てました。
途中で夫はテレビを見始めたので、ほとんど息子と2人でやりました。
組立説明書は見ればすぐに分かるように絵で説明してありますし、難しいことはありません。本体の中心部分はすでに組み立ててありましたから、することと言えばそれにカバーをかぶせて、ソファーの他のパーツにもカバーをかぶせて、それらを組み立てるだけなんですけど、結構時間はかかりました。
こういう作業がお好きでない方は、最初から組み立ててあるソファーを購入された方がいいでしょう。
それにしても、イケアの商品はよく考えて作ってあります。
ということで、これが新しいソファーです。大きさが私の身体には合いません。クッションがないと深すぎて座れません。
今まで使っていたソファーもまだ居間に置いたままです。
裏側はまるで新品のようです。これを捨てるなんてもったいないことです。中の木製フレームはしっかりしていてびくともしません。(小さい方のソファーはまだ十分に使えるので捨てませんよ。)
イケアのソファーよりもはるかに高品質なんですけど、布を張り替えてもらってクッション(座る部分と背中の部分)を新しく作ってもらうと、新しいソファーを買うよりもはるかに高く付いてしまうのです。だからリフォームするのは諦めたのです。
底の白い布が破れているのは、うちの夫が中の状態を見るためにカッターで切ったからです。
こんな大きな家具を廃棄するには、廃棄料金が何百ドルかかかりますので、夫は中の木製部分は燃料として使い、布やスポンジは小さく切って毎週のゴミ収集に出すと言っているのですよ。
市の粗大ごみ収集は、重さ50キロ以下、長さ1.5メートル以下という条件があって、このソファーは大きすぎるので収集してもらえないのです。
ですからね、私は今日このソファーの布を切って剥がすことになっているんですけど。
布を剥がしてスポンジを取り除いたら、夫がチェーンソーで木製部分を切るんだそうです。
クッションの方は粗大ごみ収集に頼めると思うんですけどねえ。あれを小さく切って毎週のゴミ収集に少しずつ出すなんて、何ヶ月もかかりますよ。
お金がかかってもゴミ収集所に持って行って廃棄した方がラクではありますけどねえ。
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