2022年9月1日

想像を絶する初めてのマニュアル車運転

うちの夫の父親が、ヤラバレーにあるヒールズビルという町の近くに所有する不動産を売りに出しましたが、まだ売れていません。見学に訪れる人もほとんどいないらしくて。

広い土地付きの家と言うよりも、家付きの広い土地といった方がヨロシイと思われる物件です。RACVのゴルフ場にほど近く、ヒールスビル競馬場にも近く、町の中心部にも近いというロケーションなんですけど、家そのものはショボいです。

大きなガレージや馬を飼える小屋もあるんだそうですけど、家がイマイチなんですから、この物件のセールスポイントは31エーカーという土地の広さとロケーションの良さなんですよ。

ただし、この土地を開発して住宅をたくさん建てて売るなんてことはできない規制があるそうですから、ただ田舎の広い土地に住みたい人でないと買わない物件なわけです。

あるいは、そういう土地にドリームハウスを建てたい人とか。

買い手を見つけるのはなかなか難しいだろうと思います。

とにかく家がイマイチでどうしようもないので、せめて土地の見栄えを良くしなくてはいけません。そのメンテナンスのためにうちの夫が仕事が休みのたびに行っています。

伸びた草を切ったり、じゃまになる木を切ったり、落ちた枝を片付けたり、そういう仕事ですけど、31エーカーもあるのですることが多く、終わりはありません。

父親のためにタダでやってあげているわけではないんですよ。夫の父親は、業者に頼んだ場合にかかる費用と同等の賃金を払ってくれるそうです。

手伝いのためにイヤイヤやっているわけではありませんし、うちの夫はこういう仕事が好きなんですからそれはいいのですけど、この物件まで我が家から車で50分くらいかかるんですよ。

そして、うちの夫はもう車の運転はできないんです。

誰かが運転して連れて行かないといけません!

私が行っても作業の手伝いをする体力は無いし、そもそも最近頭がフラフラしているので車の運転はできるだけ避けています。

ということでですね、うちの息子が例のレクサスで連れて行っているんです。義弟からタダで貰って乗れるようにするのに大金がかかった古いレクサスです。

息子は夫を連れて行って、ついでに作業も手伝って、結構いいアルバイトになっているようなのでそれはいいのですけど、夫はいろいろ大きな道具を持って行きたいので、本当は荷室が小さ過ぎるレクサスではなくて、

トラックで行きたいのですよ!

ところが、トラックはマニュアル車です。

マニュアルを運転できるのはうちの家族で私だけ。

でも私はあてにできない。

じゃあどうするかということで、うちの息子にトラックの運転を頼んだのでございます。

何年も前に、義母の牧場でマニュアル車だった私のカローラを運転したことはありましたが、マニュアル車運転の経験はその時だけ。

それなのに、昨日いきなり、生まれて初めてマニュアル車を道路で運転することになって、しかもそれが普通車ではなくてトラックで、しかも50分もかかる遠くの町まで行くことになって。

お父さんに何か頼まれると「ノー」(したくない)が言えない人ですからね、昨日は朝から緊張と不安で具合が悪そうでしたが、行って来ました。

停止した状態から、ローギアでクラッチを操作をしながら車を発進させるあの半クラッチの感覚に慣れるのがなかなか難しいのに、しかも普通車でも最初は難しいのに、

いきなりトラック!

我が家の近くの田舎道で少し練習してから行くということもせずに、

いきなり道路!

考えただけでも不安発作が起きそうです。

何度も失敗してエンストしたそうですが、何とか無事に行って帰って来ました。本当にもう、何と言ったら良いのでしょうか。可哀想と言うか、頑張れというか、アンタがやってくれてお母さんは助かります!

息子はトラックの運転なんてやりたくもないはずですけどね、運転できるようになれば役には立ちますからね、頑張ってもらいたいですけど、気の毒な気もします。

それにしたって、危ない!

オートマ車で運転試験を受けて免許を取っていても、Pマーク(初心者マーク)が取れたらマニュアル車も運転していいんですって。

してもいいと言ったって、練習もせずにいきなりトラックで道路を運転するなんて、ちょっと想像を絶します。


ところで、夫はメンテナンス作業に必要な道具の一つを義弟に貸していたそうで、それを取りに義弟の家に行った夫は、再び犬のビシューに再会したそうです。

ビシューはまたも喜び大爆発!

うれしかったのはビシューだけではなさそうですよ。

例のごとく、夫は全くうれしくなさそうにそういう話を私にしてくれたんですけど、息子が写真を撮っていました。


ちょっとお…

うれしかった時は、うれしさを見せてもいいですよ。


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