水曜日は、マニュアル車の運転経験がほぼゼロのうちの息子にいきなりトラックを運転させて行って来たわけですが、息子の心的ストレスは相当大きかったようです。
木曜日の昨日も行くつもりだったのですが、お天気がいま一つでしたし、息子は心身ともに疲れていましたので、夫はメンテナンスの仕事に行くのは止めました。
用事が無いのならソファを見に行きましょうよと提案したら、夫は「いや、寝る」と言って寝室へ行ってしまいまして、お昼を過ぎても起きてこないのでがっかりしたんですけど、午後2時を過ぎた頃にソファを見に行っても良いと言うので、行って来ることにしました。
探すのは、シートが3つある「3人がけのソファ」です。3人がけソファでもシートは2つというのがよくありますが、あれはダメですよ。真ん中に座る人は2つのシートの間の溝に座ることになりますからね。
私は大きな3人がけソファは買いたくなかったのですけど、夫はどうしても昼寝ができる3人がけのソファでないとだめだと言うので、夫の希望通りにすることにしたのです。
我が家からそれほど遠くないナナワディング(Nunawadding)という街には、高級家具店から安もの家具店まで、家具店がたくさん並んでいます。現在使っているソファは、フリーダム(Freedom)という店で買いました。
娘の知人が働いていて割引してくれるというのはアーリーセトラー(Early Settler)という店です。
どの家具店もそれぞれのウェブサイトで取り扱っている商品を事前に確認しておくことができます。フリーダムのウェブサイトでは好きなソファを見つけました。お値段は約1,300ドル。今注文すると商品が届くのは12月中旬から来年の1月頃と書いてありました。
昨今は仕入れや流通の問題があって、どの家具店でも注文してから商品が届くまでに数ヶ月を要する場合が多いそうです。
こういう問題が続いているのは、家具店に限りません。うちの夫が勤めるツールショップでは、昨年の11月にお客さんが注文した小型のトラクター型草刈り機が、先週やっと届いたと言っていました。注文から9ヶ月もかかっているんですよ。
とりあえずは、我が家から一番遠いリッチモンド(Richmond)にあるイケアの店から行ってみることにしました。
私が買いたいと思っていたソファは、出かける前にチェックしたらウェブサイトから消えていました。在庫が全く無くなったんでしょう。
イケアの場合は、ウェブサイトから消えても展示はしてあるはずなので、一応見て来ようと思って行きました。
まずは、私が最も買いたいと思っていたソファです。これは2人がけしか製造されていないのですが、夫に座ってみてもらいました。「なかなか良い」と言いました。約400ドルと安いのに本当に座り心地がいいんです。しかもカバーを外して丸洗いできます。
イケアのベストセラー商品の一つなんですよ。でも、やはり3人がけではないので夫には小さ過ぎて昼寝ができないから不可!
次に、私が買うつもりだったけどウェブサイトから消えた3人がけのソファーに座ってもらいました。これも大変座り心地はいいんです。こちらもカバーを外して丸洗いできます。
ところが、
座った途端に、
これはダメ!
「このソファのどこがダメなの?」
「座った感じが好きじゃない」
私にはよく分かりません、どこが良くないのか。私が座ってみて快適に感じたので、夫にはソファが低すぎたのかもしれません。
「じゃあこれは?」
「それはダメ」
「どうして?」
「そのソファでは寝られない」
3人がけで十分に大きいのに、寝るのに不向きなソファもあるようです。
「これなんかどう?色は好きじゃあないでしょうけど、他の色があるはずよ」
「うーん、これはなかなかいい」
そう言うと、夫はそのソファに付けてあったヘッドレストというのをチェックし始めました。ヘッドレストとは「頭を休めるもの」という意味ですが、その名のとおりにソファーの背もたれ部分のクッションに取り付けて頭の後ろをサポートするのです。
夫はこのヘッドレストが大変気に入ったらしいです。これがあると頭が随分ラクだそうです。私の頭はヘッドレストに届かないので、あっても意味がありません。
新しく買うソファに座るのは主に夫なので、夫が実際に座ってみて決めないといけないと思っていましたが、まさにその通りでしたよ。私にはソファなんて座れたらいいので重要なのはデザインなんですけど、夫は座った時の快適さにすごくこだわるのです。それと昼寝ができるかどうかも重要です。
イケアで上の写真のソファが気に入ったと言うので、もうこれに決まりとなりました。シート部分だけで2メートル以上もあるので昼寝もできます。お値段は1,100ドルちょっとです。
夫の父親が例のメンテナンス料を払ってくれたらそれで買えるでしょう。
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