2022年9月28日

柔らかくなってしまった梨

ペア(Pear)というのは梨のことですが、オーストラリアで梨と言えば、日本では洋梨と言われるタイプです。種類は色々あります。

日本で一般的なタイプの梨は「ジャパニーズペア」とか「アジアンペア」とか言う名前で売られてはいますが、値段が高いですし、売っている数も知れていますし、一般的ではありません。

この洋梨ですけど、買って来る時はカチカチなんですが、しばらく時間が経つと柔らかくなり、もっと時間が経つとトロトロになって大変美味しいです。柔らかくなった洋梨はとても甘く、お菓子作りにも最適なんですよ。

私が最も良く作るのは、洋梨のアップサイドダウンケーキです。うちの家族の大好物です。


このケーキは、炊飯器でも簡単に作れます。炊飯器で作ったアップサイドダウンケーキはこれ。


熟した梨にクランブルをのせて焼くだけでも美味しいです。


スポンジケーキにカスタードと一緒に挟んだり、タルトにしたりと、いろいろ洋梨を使ったお菓子を作ってきましたけど、簡単に作れて大好評だったのがクラフィティです。

クラフィティというのは、ケーキとカスタードの中間といった感じのフランスの焼き菓子ですが、とにかく簡単に作れます。パイ皿に果物を並べて、上から生地をかけて焼くだけです。

使う果物は何でもいいのですけど、伝統的にはサクランボが有名だそうです。しかし、サクランボなんて手に入る季節が限られていますからね。

桃やネクタリンでつくっても美味しいです。ああいうトロッとした果物が適しているように思います。

甘く柔らかくなってトロッとした洋梨はクラフィティに最適なんですよ。今までいろいろな果物でクラフィティを作りましたけど、私は洋梨で作ったクラフィティが一番好きでした。

これが先日作った洋梨のクラフィティです。


ということで、作り方を紹介しましょう。

<材料> *オーストラリアの計量カップは250ml
パイ皿に塗るバターとグラニュー糖
熟した洋梨 2個
グラニュー糖(Caster Sugar) 1/4カップ
(注意: 砂糖の量は酸っぱい果物を使う場合には少し増やしますが、熟した洋梨は甘いので1/4カップで十分です。)
塩 ひとつまみ
卵 2個
クリーム 1/2カップ
バニラエクストラクト 小さじ1/2
小麦粉 1/4カップ
溶かしバター 30グラム

<作り方>
1.オーブンを170度に予熱する。パイ皿にバターを塗っておく。私はいつも塗ったバターの上に砂糖をふりかけています。こんな感じで。


2.洋梨の皮をむき、それぞれ8切れに切って並べる。
3.砂糖、塩、卵、クリーム、バニラをよく混ぜる。小麦粉を加えてよく混ぜる。最後に溶かしバターを加えてよく混ぜる。
4.梨の上に生地をかけて、30分〜40分こんがりと焼く。
5.冷やした方が美味しいと思いますが、すぐに食べてもいいです。上の写真は、冷やしてから粉砂糖をふりかけています。

作ってみてね。


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