2021年12月7日

「ガーデニング・オーストラリア」という番組

ABC放送の「ガーデニング・オーストラリア」(Gardening Australia)という番組のホストを18年間も勤められた有名な園芸家であり環境保護運動家でもあったピーター・クンドール(Peter Cundall)さんがお亡くなりになったというニュースがありました。94歳だったそうです。

ピーターさんは、私にとっては園芸界のデイビッド・アッテンボローみたいな存在で、私の園芸の師とも言える方なのですよ。ピーターさんがホストだった頃は、本当に毎週楽しみに番組を見ていました。

オーストラリアに住むようになって、田舎に暮らしていたこともあり、野菜作りを始めたり、家の周囲に木や花を植えたりするようになりましたが、何分にも知識がないのに自己流でやっていましたから、失敗することもありまして。

本を買って勉強したりもしましたが、一番勉強できたのは「ガーデニング・オーストラリア」という番組でした。

私はピーターさんの大ファンになりました。ピーターさんの話を聞いていると元気が出るし、やる気も出て来るのでした。

80歳を越えるまでその番組のホストを務められたピーターさんですが、独特の「情熱がにじみ出るような」語り口で、花や野菜や果物の育て方を教えてくださったのですけど、園芸の話をしながらも、私達が食する野菜であるとか自然環境について常に考えさせる機会を与え続けてくださいました。

ピーターさんご逝去に関する報道でピーターさんの写真を使用することをご家族が許可されていないので、私もここに写真や動画へのリンクを載せることは控えます。

ご冥福をお祈りします。


ところで、

ピーターさんが番組をお辞めになった後、私は番組を見なくなりました。番組は突然に面白くなくなり、ただの退屈な園芸番組になったように思えたからです。おそらく視聴率も低迷したものと思われ、ホストが変わりました。

私がこの番組をすっかり見なくなったのは、この新しいホストが理由なんです。

さあここから、私の不謹慎なコメントが始まります。

批判を覚悟で書きますけど。

人を見た目で判断してはいけませんということは承知していますが、私はテレビ番組のホストを務めるような人は見た目の印象も大事だと思うんです。

2012年のシリーズからホストになったのは、コスタ・ジョージアディス(Costa Georgiadis)という造園家です。おそらく大変優秀な人なのでしょう。

私はね、このヒトの外見が非常に苦手なんです。生理的にダメというやつなんです。

サンタクロースの髪の毛やひげを全部真っ黒のモジャモジャにして、肌を浅黒く日焼けさせて身体を細くしたと言った感じの外見をしていらっしゃいます。「あのむさ苦しいひげをいつか短く整えてくれたらなあ…」と思って来ましたが、現在の外見は、髪の毛のボリュームが落ちて白髪が増えていらっしゃいますが、ほとんど変わっていません。

だらしなく見えるし、不潔に見えるし、暑苦しいのですよ。ボッサボサの髪の毛は、作業中は後ろで束ねるとかすればいいのにと思うんです。(時々束ねることはあるようですが。)

「視聴者に不快感を与える外見というのは、番組のホストとしてどうなの?」と私は思うんですけど、いまだにホストを務めておられるということは、人気があるんでしょう。

ちなみに、先日AACTA賞(Australian Academy of Cinema and Television Arts Awards)というオーストラリアのアカデミー賞のようなもののイベントがあったのですけどね、このコスタ・ジョージアディスさんは、視聴者が選ぶ最優秀TVホスト賞を受賞したそうですよ。

「カーデニング・オーストラリア」の YouTube チャンネルもあります。


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2 件のコメント:

  1. 好きな番組が終わったり、主要なポジションの人が変わって雰囲気が違ってしまうのは残念ですよね。検索してみましたが、この二代目の方は私もちょっと苦手な風貌です。オ〇ムを思い出させるような。。。
    清潔感って大事ですよね。ちょっと違うかもしれませんが、私は寿司の学校にいってましたが、そこで指の毛もそれといわれてまして(腕毛はいわずもがな)、毛が長いのには敏感です。むさくるしいならなおさらですわ。

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    1. コスタ・ジョージアディスさんは、かなり毛深い方です。毎日シャワーを浴びて、髪も髭もちゃんとシャンプーしているでしょうけど、やはり不潔な感じが拭えません。私はどうしても気持ちが悪いのです。

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