2021年12月8日

オーブンが直りました

オーブンの上に付いているヒーターエレメント(熱くなる部分)が溶けて滴り落ちで火花が出て使えなくなり、先週の月曜日に修理人が来てくれたのは良いけど、オーブンを見ただけで何もせずに165ドルも取ったということは「ぼったくりオーブン修理人」という記事に書いた通りです。

詳しいことはそちらの記事をお読みいただくとして。

うちの夫にでもできるヒーターエレメントの交換をプロの修理人に頼んだのは、ついでに庫内灯の修理をしてもらうつもりだったからです。庫内灯は、以前うちの夫が修理をした後、点灯したまま消えなくなってしまいまして。

ちなみに、庫内灯が消えなくなったのは、自分の修理のせいではないと夫は言っています。

「ぼったくりオーブン修理人」は、庫内灯を修理するには原因を調査しなくてはいけなくて、そのためにはオーブンを取り出さないといけないから大仕事になって費用がかさむうえ、直るかどうかわからないので新しいオーブンを買った方が良いと何度も繰り返しました。

結局、庫内灯の修理はあきらめて、ヒーターエレメントの交換だけすることにしたのです。

ところが、ヒーターエレメントの交換を頼んでいたのに、修理人は交換部品も持たずに(依頼した仕事の内容も知らずに)やって来ていたのでして。

エレメントの交換程度の電気工事はうちの夫がやれるのに、再び165ドルも払ってその修理人にやってもらうのはお金の無駄ですから、その「ぼったくりオーブン修理人」に頼むのは止めたのです。

交換用のヒーターエレメントは、私がメーカーのウェブサイトで注文しました。

我が家のオーブンは、フィッシャー・アンド・パイケル(Fisher & Paykel)というメーカーの製品です。

前回交換したエレメントは長持ちせず、先日溶けて滴り落ちて火花を出すというようなことになったわけですが、あのエレメントはね、メーカーの純正品ではなかったのだそうです。

うちの夫が、フィッシャー・アンド・パイケル製品に互換性があるという安いエレメントをどこかのオンラインショップで買ったのです。「安物買いの銭失い」というやつです。

私は、メーカーのウェブサイトでメーカーの純正品を注文しました。注文したのは先週の木曜日の午後。

土日を挟んで、月曜日の朝にはもう届きました。

なんという迅速なサービス!

届いたヒーターエレメントは、前回の安物エレメントと比べると見ただけでも品質の違いが分かりましたよ。

交換は夫がやってくれました。

ウェブサイトには「エレメントの交換は資格のある電気工事業者にやってもらわなくてはいけません」と書いてありましたが、うちの夫はDIYの達人ですからね、電気工事もやれるんです。

ヒーターエレメントの交換は無事に終了し、問題なくオーブンが使えるようになりました。



ちなみに、オーストラリアの電気は240Vと高圧ですから、感電したら死にます。

DIY電気工事の失敗で死ぬ人が時々いますから、詳しい知識のない方は絶対に自分でやろうとせず、資格のある電気工事業者に頼んでくださいね。

それにしても、シロウトの夫が交換するのに10分もかかりませんでしたが、もしも「ぼったくりオーブン修理人」に頼んでいたら、最初の15分が165ドルなんですから最低でも165ドル支払わなくてはいけませんでした。

交換用ヒーターエレメントの代金が110ドル。最初の何もしなかった時の165ドルと合わせて、合計440ドルもかかっていたことになります。

まったくホントにぼったくりです。

修理にしてもエレメントの交換にしても、メーカー公認修理業者に頼むこともできたはずなんです。皆さんも、もしも修理が必要になった時は、まずはメーカーに問い合わせてみた方が良いと思います。

修理業者をグーグルで探して、最初のページの一番上に出た業者を他と比べもせずに頼んだりすると、私達のように大損することになりかねません。


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