2021年12月20日

クールチェンジと強風被害

このブログでも度々話題にしているクールチェンジというのは、気温の高い天気が続いた後で気圧配置の関係で風向きが熱い北風から冷たい南風に変わり、一気に気温が下がって涼しくなるという現象のことです。

涼しくなるどころか、寒くなることもあります。突然夏から冬に激変するということもよくあることなんです。

クールチェンジの時には、しばしば突風が吹いたり、雷雨や雹を伴った嵐になったりします。

昨日、短い時間ですがすさまじい風が吹きました。

その風のせいですごいことが起きたんですよ。

我が家の北側にあるBBQエリアには、シェイドクロス(日除け布)が張ってあります。下の写真は、先日掃除をした時のものですが、左上に少しだけ写っています。シェイドクロスが大きな日陰を作っているのが分かるでしょう。


このBBQエリアは使うことが無いので、掃除をしてもまったく無駄な労働であると先日も記事に書いたわけなんですが、ここにシェイドクロスが張ってあると、猛暑の日に家の中が暑くなりにくいので、夏は大変役に立っています。

2枚のセイルクロスを2階の屋根の端に取り付けて、それをロープで張って木に結びつけてあるんですけど、これが強風のせいでこんなことに。


屋根に取り付けていたフックが抜けて1枚のシェイドクロスが外れまして、木に結び付けていたロープがちぎれました。風にあおられてはためくシェイドクロスに取り付けてある重い金具が時々窓ガラスに当たってガラスが割れそうでしたから、別のロープを持って来てシェイドクロスの端をテーブルの脚に結び付けておきました。

あの木製テーブルは非常に重くて、掃除の時に私一人では動かすのに苦労するほどですから、あれに結び付けておけばシェイドクロスがはためいて金具が窓ガラスに当たることはないだろうと思ったのです。

ところが、

昨日の突風では、何と風にあおられたシェイドクロスがあの重いテーブルを持ち上げたんです。

宙に浮き上がったテーブルが窓ガラスの方に飛んで来たんですよ!

テーブルが窓ガラスに当たったらガラスは割れます。

息子が、テーブルに結びつけていたロープを裏の木に結び付けてくれました。そして、テーブルが飛んで行かないようにひっくり返して置いておいたのですけど。

まさかあの重いテーブルが浮き上がるとは!

風というのはすごい力があるんですねえ。


外れなかった方のシェイドクロスは、ボロボロです。


右側のシェイドクロスはすっかり外れて、ボロボロになった左側のシェイドクロスに巻き付いています。

新しいシェイドクロスが必要ですけど、今年の夏はラニーニャ現象のせいでそれほど暑くならないらしいから、シェイドクロスが無くても我慢できるでしょう。

それにしてもあのテーブルが宙に浮いたのにはびっくりしました。


考えてみれば、竜巻なんてものすごい威力ですからね、テーブルを宙に浮かせるどころか、家を粉々にしてしまう破壊力を持っているわけです。

先週は米国で大きな竜巻の被害が出ましたよねえ。

オーストラリアのタスマニア州では、突風で悲しい事故が起きました。ジャンピングキャッスルと呼ばれる空気でふくらませる遊具が突風で10メートルくらいの高さに吹き飛ばされて、中で遊んでいた子供達が落下して亡くなったのですよ。

私はいつだったか、屋外マーケットでお店のテントが強風で吹き飛ばされるのを見たことがありますけど、自然の力というのは驚異的です。

それにしても昨日はびっくりしました。

あの木製テーブルがどれくらい重いかを知っているのでね、あれが宙に浮いたのはちょっと信じがたい光景でした。


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