2021年12月2日

「はくばく」が原因を調査中

先日、ざる蕎麦と天ぷらの晩ご飯にした時、オーストラリアではどこのスーパーでも買える「はくばく」というメーカーのオーガニック蕎麦を茹でたらボロボロになりまして、そのことをブログに書きました。

そうしたらフランスにお住まいの方からコメントを頂きまして、その方も同じ「はくばく」の蕎麦が細切れになってしまったということだったんです。

偶然あの時だけボロボロになったのか、私の茹で方が悪かったのか、調べなくちゃあいけないと思いましたので、スーパーで1袋買ってきました。今度はたっぷりのお湯で1束だけ茹でました。

できるだけかき混ぜないようにして茹でましたが、沸騰するお湯の中で麺自体がポロリポロリと折れて行くのを見ました。大変慎重に優しく茹でましたので、前回ほどボロボロにはならなかったけど細切れにはなってしまったのです。

もう「はくばく」の蕎麦は買えませんと書いた私ですが、こういうことをブログで批判しているだけではいけないと思い、はくばくオーストラリア社に連絡したんです。

ウェブサイトにお問合せフォームというのがありましたので、それを利用して品質改善リクエストを書いて送ったんです。英語で書きました。

そうしたら直ぐに返事が来ましたよ。

まずは、この問題を知らせてくれてありがとうございましたということでした。蕎麦が茹でると細切れになるという問題が起きていても、作っている人達が把握できていないと何もできませんからね。

問題が続けば消費者は離れていきますから、「はくばく」の蕎麦は絶対に売上が落ちるはずです。蕎麦への信用を無くせば、他の麺商品への信用も失いかねません。

すぐに製造チームが問題の調査を始めたそうです。本当かどうかは分かりませんよ。苦情に対する返答サンプルのようなものがある可能性はありますから。

茹でたら細切れになった蕎麦のパッケージに書かれている消費期限とロット番号を教えてもらえるとありがたいと書いてありましたので、私の2回目にボロボロなった商品の番号と、コメントを投稿してくださったお二人からの情報とを「はくばく」に伝えました。

それに対しての返事はありませんでしたから、ちょっとがっかりしましたけど。

原因が分かって、品質管理が改善されて、蕎麦がボロボロにならなくなるといいですね。

1ヶ月くらい経ってからもう一度買って茹でてみます。それでまた細切れになったら、「はくばく」の蕎麦はもう完全にお終いです。


ところで、細切れになってしまう蕎麦がまだ残っていますから、どうやって食べるかということなんですけど、ざる蕎麦として食べるなら普通に食べることができますよ。むしろ食べやすかったです。麺が短いですからね。

短い蕎麦は、サラダ系の料理には合うのではないでしょうか。

例えば、この「Soba & Pork Salad with Spicy Sauce」のように蕎麦の上に具やドレッシングをかけるような料理には向くかもしれません。


あるいは「Soba Inari」なんてどうでしょうかね。蕎麦を詰めやすくて良いかもしれません。


細切れになった蕎麦は見た目と食べにくさが問題だと思いますが、こういう風に使えば問題になりません。

「はくばく」の麺商品は、蕎麦以外には細切れになるという問題は無いので、これからの暑い季節には茶そばとかそうめんという手もあります。

先日 ウルワース(Woolworths)というスーパーに行ったら信州そばというのを売っていましたし、「はくばく」の蕎麦がダメでも、メルボルンでは困ることはなさそうです。


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