2021年12月25日

クリスマスランチ

行ってきましたよ、義母(夫の母親)の家に。

運転は息子がやってくれましたので、私はシャンペンもワインも飲むことができました。お腹がはち切れるくらいに飲み食いするのがオーストラリア流クリスマス。いっぱい食べていっぱい飲みました。

さて、

気まずいムードになることを予感していたクリスマスランチですけど、どうだったかと言いますと、

気まずくなかったです!

集まったのは、15人です。

義母(夫の母親)とパートナー夫婦(結婚していないけど事実婚夫婦)、独身で一人暮らしの義母の姉、ドバイから帰って来ている義妹、同じ敷地内に住んでいるヴィーガンの義弟家族3人、私達家族4人、

そして、

予定通り来ましたよ。義母と離婚した義父(夫の父親)とその不倫相手で現在は妻となっている中国人の女と、義父の弟(夫の叔父)とそのガールフレンドが。

夫の叔父とガールフレンドの事実婚夫婦は、私達の家に何度か食事に来ていますから知り合いです。ガールフレンドと言っても、定年退職している元高校の英語の先生です。何度も会っている知り合いですから、会話に困ることもありません。

私が身構えていたのは、20年ぶりに会うことになった義父と元不倫相手の夫婦です。私はこの2人が嫌いだったんです。会う度にストレスがたまるので会わないことにして以来、あの夫婦が出席する家族の集まりは避けて来たんですけど。

20年ぶりに会ってみたら、つい先日会ったのと変わらない感じでね、何とも思いませんでした。2人がやって来た時に挨拶をして、帰る時に挨拶をして、それだけです。会話はしませんでした。

中国人の奥さんは誰ともあまり会話をしていないようでしたから、一番気まずい思いをしていたのは彼女なのかもしれません。

別に同情もしませんけど。

久しぶりに家族が集まったわけですが、一番のニュースはヴィーガンの義弟家族がヴィーガンをやめたことです。乳製品と魚やシーフードを食べることにしたというのですよ。毎日の食生活や自分達の健康のことを考えて、ヴィーガンを止めたということでした。

義弟家族は犬を飼い始めていました。非常に高額な種類の犬です。いったいいくら払ったのか聞きたかったですが聞きませんでした。

義弟は新しい車も買っていました。ジープ・ラングラーという大きな車です。奥さんもつい先日新しい車を買いました。これで彼らが所有する車は4台ということになりました。

ウエディングフォトグラファーの仕事が、相当うまく行っているんでしょう。

クリスマスランチは、義母とパートナーのロジャーが準備したローストターキー(七面鳥)とローストハム、これに各自が持ち寄った野菜料理というメニューでした。

私が作った加熱調理した野菜の盛り合わせというのはこれです。下の写真は今朝盛り付けた時に撮ったものです。これに、アボカドを乗せてローストしたクルミをふりかけて出しました。完全ヴィーガン料理です。


義弟家族がチーズを食べると知っていたら、フェタチーズをふりかけたかったですけど。

15人分には足りないかもしれないと思いましたが、大量に残りました。他にも野菜料理はいろいろありましたし、ランチの前に皆んなたくさん飲み食いしてお腹が膨れているから、ランチは大して食べないのです。何もかも大量に残っていました。

この大皿を2枚分作るつもりでしたが、作らなくて良かったです。

クリスマスランチは屋外で食べましたよ。

テーブルが家の外のウッドデッキにセッティングしてあるのを見た時には、義母の家は牧場の隣りですし、最も恐れていた事態になったと私は青くなったんですけど、今日は花粉が飛んでいなかったらしくて、一度もくしゃみが出なかったのは奇跡的でした。

義父夫婦やその弟カップルも一緒にクリスマスランチを食べることになったのは、ドバイから帰って来ていた義妹のためだったのですが、彼女は仕事の関係で2週間の予定を切り上げて明後日にはドバイに戻るそうです。

うちの夫家族にとっては、全員が揃うというめったに無い機会でしたから、皆んな嬉しかったに違いありません。


デザートは、料理上手の義母の姉がいろいろ作って来てくれていました。少なくとも60年の歴史があるという家族に伝わるレシピで作ったクリスマスプディングとフルーツケーキと義母のリクエストで作ったティラミスの3つを作って来ていました。デザートは、それ以外にも他の人達が持ち寄ったものがたくさんありましたよ。

これらのデザートをいろいろ食べて、特に離婚して以来20年ぶりかで家族伝統のクリスマスプディングを食べて感激したらしい義父が、「ううーん、素晴らしい!」と義母の姉に賞賛の言葉を送ろうとしましてね。

何がそんなに気に入ってくれたのかと聞く彼女に、義父が言ったのは「ソースだよ!カスタードソース!」

うちの夫も義妹も義弟も大笑いでしたよ。

あのカスタードソースはね、クリスマスプディングにかけるためにお店で買って来たものなんです。誰だってそれは知っているんです。

義父という人は、空気が読めないことで家族には有名なんですけど、しょっちゅう失礼なことや人を不快にさせることを言います。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」じゃあないですが、以前はそういう義父の発言をいちいち不快に思っていたんですけど、歳をとっても相変わらずだなと呆れて、私も一緒に笑いました。


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