2021年12月19日

レジスタンスも結構しんどい

快晴で最高気温30度だった金曜日、朝から素晴らしい天気でしたし、うちの夫は自転車で仕事に行くんだろうと思っていましたら、息子に車で送ってもらいました。

私はいつものように4時半頃に目が覚めたのですけど、その後再び眠ってしまい、と言うか再び眠ることができて、6時過ぎに目が覚めたら夫はすでに家を出ていました。

自転車で出かけたならガレージの音で目が覚めるはずなのにおかしいなあと思ったら、車庫に停めてあるカローラが無かったので、息子が送って行ったと分かりました。

息子は前の晩に偏頭痛で嘔吐したりして、ほとんど眠っていなかったはずなんですが、お父さんに何か頼まれると断れない性格ですからね、頑張って送って行ったのです。

その日は自転車(電動アシスト付き)で行く予定だったけど、バッテリーを充電するのを忘れていたそうです。

朝、車で送ってもらった日には、大抵はバスで帰って来るのですがね、最近それが減って来ています。家族の誰かが迎えに行くとか、スタッフの誰かに送ってもらうことが増えているのですよ。

そして、しょっちゅう送ってもらっているのがTさんです。

我が家はツールショップから北へ20キロくらいの所にありますが、Tさんはね、ツールショップから南へ20キロ以上の所に住んでおられるのですよ。

夫が以前務めていた店舗で一緒だった元オーストラリア軍兵士のJさんは、我が家から車で7分くらいのところに住んでおられるので、通勤ルートを少し遠回りして夫を乗せてくださっていたのですが、それとはもう話が全然違うわけですよ。

我が家とTさんの家は40キロ以上離れているんですから。

そんな遠くに住んでいるTさんがどうしてしょっちゅう夫を家まで送ってくださるのか理由がよく分かりませんが、遠慮というものがない夫には注意しているんですよ。私が迎えに行くからTさんに送ってもらうのはやめなさいと。

申し訳ないというのも理由ですが、晩ご飯時に突然Tさんと一緒に帰宅されると、食べ物を準備するのが大変というのもあります。

4人分の晩ご飯を作っている時だったら困りませんけど、娘がアパートで一人暮らしを始めてからは夫と息子の2人分しか作らないことが多いのです。それに、ビールのおつまみになるようなものを私は買いませんし。

さて、

金曜日ですが、夕方にメッセージが届きました。「Tさんに送ってもらって帰っている」というメッセージでした。突然Tさんと一緒に帰宅して食べ物の準備に慌てる私に配慮して、準備する時間を作ってくれたんでしょうけど、

こいうのが最近多すぎなのよ!

毎週毎週、誰かが突然やって来る!

その日、私はもう夫と息子の晩ご飯を作り終えて片付けも終えていましたから、Tさんの晩ご飯を作り始める気にはなりませんでした。夫は、晩ご飯よりもビールのおつまみになる物を作って欲しかったのかもしれませんが。

どうもね、うちの夫は「いつ誰を家に呼んでも私が食べ物のことはなんとかしてくれる」と期待しているようです。

以前はそういう態度だったのですよ。

私に一言も相談せずにしょっちゅう人を食事に呼んでいました。そして、私一人が掃除や買い物や料理や片付けをやってね、辟易したんですよ。

夫は呼んだ友人や知り合いや親戚と飲み食いするだけですからね、そりゃあ楽しいでしょう。

あまりに気軽に人を食事に呼ぶので、私は耐えられなくなりまして、「うつ」になったのもありますけど、この件については何度も話をしたんです。でも、同じことの繰り返しでした。

自分の家に人を呼べないというのもフェアではないと思いましたので、私の同意なく人を呼んだ場合は「自分でなんとかしろ」ということにしました。

ところが、「勝手に人を食事に呼ぶな」という記事にも書いていますがね、お客さんは私が趣味でレシピサイトなどをやっていて料理が上手と思っているので、料理を期待していらっしゃるわけですよ。お土産持参でいらっしゃったりするわけです。

それなのに、私はお料理はしない。場合によってはお客さんに挨拶もせずに部屋にこもって出てこない。そういうことをするのは本当に苦しいですよ。罪悪感で押しつぶれそうでした。

夫のことはどうでもいいですが、来られたお客様に失礼でしょ?

だからと言って、ここで頑張ってしまっては、また同じことも繰り返しになると思いました。

夫に分からせるためには、お料理も接待も拒否するという方針を貫くしか無かったんです。

ちなみに、お客様を呼んでおいて食事の準備ができていないというのはありえないですからね、私が拒否した時には夫はうちの娘に頼んでいましたよ。でも、娘を当てにして人を呼ぶようになってからは娘も拒否するようになりまして。

どうしようもない状況で、仕方なく私が何か作ったことはありますが、作った後は部屋に引きこもって顔を見せませんでした。

「私の同意を得ないで人を食事に呼ぶとこうなる」という経験を何度か繰り返した夫は、さすがに最近は勝手に人を食事に呼んだりしなくなっていたのですけど。

最近、夫の目が悪くなって運転ができなくなったでしょ?そのために、ツールショップのスタッフの方々にはお世話になることが増えましたからね、そのお礼という意味もあってスタッフの人を食事に呼んでもいいよと言ったんですよ。

しかし、呼んでもいいよとは言ったけど、事前の相談というものは必要なんでして。

ちゃんと事前に相談してくれて、お世話になった方々にお礼の食事を準備するのは、私もやりがいを感じるし、それはいいのです。

でもね、こんなにしょっちゅうTさんと一緒に帰って来て、その度に私が食事の準備をしてくれる、ビールのおつまみを準備してくれると、期待されても困るんです。

それで、金曜日は私は部屋にこもりました。

本当のことを言うと、夫がTさんと帰宅した時に無視してベッドに寝転がっていたらそのまま眠ってしまったんですけど。8時頃に目が覚めたら、元オーストラリア軍兵士のJさんも来ていました。今更出ていって挨拶して何か食べ物を作るのもバカバカしいので、そのまま寝続けました。

朝起きたら、テーブルにはビール瓶10本と缶ビールの空き缶が4個、置きっぱなしでした。

「私は片付けないからな!」と心に決めていましたら、夫が起きて来て自分で片付けをしましたよ。私のご機嫌が悪いと分かっていたようでした。

準備していた夫の分の晩ご飯は、ラップをして冷蔵庫に入れてありました。食べなかったのですね。おつまみになりそうなものはクラッカービスケットしか無かったと思いますが、それをつまみにビールを飲んだようです。

その朝、ツールショップまで車で送っていきましたが、ずっと無言で大変気まずい雰囲気でした。私がお客さんを無視するという行動に出た時は、このように後が気まずくなってしんどいのですけど、

とにかくね、

人を家に呼んだら自動的に食事や飲み物が提供されるという期待をやめてもらいたいんです!

それでも、やっぱり来られるお客さんやTさんには罪悪感を感じるので、これからは、突然来られても私が何か作ったりしなくても良いように、ビールのおつまみになるものを常備しておくことにしましょう。

そうすれば、私が無視して部屋にこもっても、なんとかなるでしょうし。


…と、今朝記事に書いたわけですが、夫は自分で買って来ましたよ。

リングウッド駅までバスで帰って来て、その後、駅前のショッピングセンターに入っているスーパーの下の駐車場まで迎えに来て欲しいとメッセージが来たんです。

今日は日曜日なので、駅から我が家までのルートはバスが走っていませんから、迎えに行きました。スーパーの下の駐車場に。

帰宅したら、夫がバックパックから取り出したのは、各種チーズいろいろ、クラッカービスケット、ディップ2種類、チキンレバーのパテ(夫の好物)など、ビールのおつまみになりそうな食べ物がたくさん。

これでもう、いつでも人を家に呼べますね!


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