昨年60歳になった時の衝撃ぶりと比較すると、インパクトのない数字です。
60歳というのは「還暦」ですよ。若い頃には「60歳」なんていうのは「お年寄り」のイメージでしたからね、昨年は自分がその年齢になったということが信じがたかったですけど、だんだんと気にならなくなりました。60歳を超えるとメリットもいろいろあるわけでして、高齢者割引とか。(泣)
シニアカードももらいましたし、これから元気な60代を過ごすつもりです。
とにかく60歳は衝撃でしたが、61歳は何と言いますか、あまり言うことも浮かばない、また1年過ぎましたねというだけの数字です。
昨日は、息子からは花をもらいました。
プレゼントに酒類はやめてくれと頼んでいたので、花にしたようです。本当は根っこの付いた花のほうが良かったんですけど、それは言いませんでした。来年の誕生日には「花をくれるんなら根っこが付いたやつにしてくれ」と頼むことにします。
娘は、晩ご飯にご馳走を作ってくれました。
私が魚かシーフードを食べたいとリクエストしたら、魚とシーフードの晩ご飯にしてくれたんですけど、これがちょっと…
結構な値段のする材料を買って来てくれたことには感謝します。
努力にも感謝します。
しかしねえ、良い食材も料理のやり方次第でこうなるという悪い例のような残念な結果で、本人もかなりがっかりしていましたけど。
大きなキングプローン(クルマエビ科の海老)、白身の魚(スズキに似た食感の名前不明の魚)、イワシ、イカ、小タコと、結構お金がかかったに違いない材料を全部レモン汁とハープとオリーブオイルで作った汁に漬け込み、それもお昼前から夕方まで漬け込んでいたので、薄いイワシなんて酢漬け状態で色が変わっておりまして。
娘はこれをBBQで焼くつもりだったようですが、何年も前に使って以来放ったらかしの我が家のBBQは、茶色く錆びついているのは確実で簡単には使えないわけですよ。
だから、フライパンで焼いていましたが、イワシ以外は全部半ナマでちゃんと焼けていなくて、タコは固くて噛みちぎれないシロモノで、イワシは生臭くて酸っぱくて正直言って不味かったです。
いつか、同じ材料を私が料理してみせるつもりです。
大変残念な晩ご飯でしたが、バースデーケーキ代わりのティラミスは美味しかったです。娘はいつも私の超簡単レシピで作ってくれます。
娘がサプライズ誕生日プレゼントとして予約してくれていたヤラバレーのレストランでの食事は、キャンセルできなかったので娘が友達と二人で行くことになりました。私のお祝い分は、花粉シーズンが終わり暑い夏も過ぎた頃にあらためて予約してくれるそうです。
それはともかく、
今日は息子の誕生日なんですよ!
昨日の私の誕生日に続き、2日連続です。
2日続きなら一緒にお祝いすればいいのにと考える人もいるかもしれませんが、私達は必ず別々にお祝いして来ました。ご馳走も2日続き、バースデーケーキも別々のを2日続きです。
と言いますのもね、私は子供の頃に、自分の誕生日は妹の誕生日に一緒にお祝いすることになっていて、いつも悲しい気分を味わっていたからなんです。
私の誕生日は7日で、妹の誕生日は3日です。3日は「文化の日」です。つまり妹の誕生日は毎年祝日なのでして、お祝いしやすいというのもあるし、幼い妹は自分の誕生日にはお祝いしてもらいたいだろうから「お姉ちゃんの私は我慢しなさい」ということだったんですけど。
皆さん、もしも同じような状況のお子さんをお持ちの場合、しない方がいいですよ、子供達の誕生日をどちらかの日に一緒にお祝いするっていうのは。
自分の誕生日にお祝いしてもらえない子は、やっぱり悲しいのですよ。
しかも、この「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」はいけません。絶対に止めましょう。
お姉ちゃんにしてもお兄ちゃんにしても、まだ子供なんですよ。年上だというだけの理由で我慢をさせられるというのはつらい経験ですし、ある意味子供の心にトラウマを残します。
ちゃんとその子のお誕生日にお祝いしてあげることは、とても大事なことです。
うちの夫は、自分が誕生日をお祝いしてもらうことはもちろん喜びますが、私の誕生日をお祝いしてくれませんでした。それは結婚する前も結婚した後もずっとで、いつも「ハッピーバースデー」とは言ってくれましたが、ケーキも準備しないしご馳走も準備しないしプレゼントも何もしない人でした。
ですからね、私は自分の誕生日を自分の誕生日にちゃんとお祝いしてもらったことがほとんど無かったのです。
うちの娘は、このことを大変気にしてくれまして、娘が大きくなってからは私の誕生日もちゃんとお祝いしてくれるようになったのでございます。
お祝いしてもらえて嬉しくないわけがありません。
さあて、今日は息子の誕生日。バースデーケーキを作らないといけませんよ。子供達のバースデーケーキは毎年作ってきましたが、息子は今日で25歳、娘は先月23歳になりました。
バースデーケーキ作りも、もしかしたら今年が最後かもしれないと思いますので、楽しんで作りたいと思います。
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