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さて、
メルボルンは、1週間の予定のロックダウンが今日で4日目です。
昨日は新規感染者が6人見つかりました。1人は海外からの帰国者で、5人が市中感染者でした。この市中感染者というのは、ある程度の人数が見つかるのは予想されていたことだそうです。すでに感染が分かっている人の家族や知り合いなどが感染していたと分かっても、感染経路が明確なわけですし、ほとんどの人はすでに自己隔離中なので、大きな問題ではないんだそうです。
心配なのは、どこで感染したかが分からない「感染経路が不明」の人達で、そういう感染者が出始めると危機感が高まるんだそうですけど。
昨日の市中感染者5人のうちの1人がそれでした。
しかも、その人は高齢者介護施設にお勤めで、すでに1回目のワクチンを接種済みでした。それでも症状が出たので検査したそうです。そうしたら陽性だったんですって。
それは一番まずいシナリオ!
さらに、感染者が立ち寄っていた要注意場所が次々に発表されていますけど、娯楽イベント会場とか大学の図書館とか複数の路線のバスとか、そしてメルボルン最大のショッピングセンターであるチャドストン・ショッピングセンターも要注意場所に追加されていますよ。
チャドストン・ショッピングセンターに行った感染者の方は、きっとマスクはしていたでしょうけど、フードコートに行ったそうなので、食事中はマスクは外しますからね、何人かにウイルスが感染っていたとしても不思議ではありません。
ヴィクトリア州内の現在の患者数は49人ですが、昨年の10月以来新型コロナで亡くなった人はゼロなのです。
高齢者介護施設が心配です…
ニュースによると、ヴィクトリア州内の高齢者施設に入居している人の15%がワクチンを接種していないそうです。理由はワクチン接種を希望しないから、あるいは本人または家族から同意が得られないから。
スタッフが感染していたことが分かった高齢者介護施設は、直ちにロックダウンしたそうで、入居者の皆さんは現在部屋から出られないそうです。すでに感染した人がいるかも知れないからです。
ワクチン未接種の高齢者の皆さん、早く接種してもらってください。
ところで、メルボルンでは連日4万人以上がPCR検査を受けています。感染者が立ち寄った場所に該当の日時にいた人は検査を受けることが求められていますし、感染状況を把握して対策を立てるためにはとにかく検査が必要ということなんです。下水道も検査しているのですよ。そして下水からウイルスが見つかると、該当の地域に注意報が出されます。
ところが、人口がメルボルンの3倍の東京は、検査数が数千件とかいうのはどういう理由からなんですか?一番多い日で1万5千件くらいです。それも簡易抗原検査を含めての件数です。
検査能力がないのか、人々が検査を受けに来てくれないのか、わざと検査数を減らしているのか、どうも腑に落ちないのですけどねえ。オリンピックを目前にした今こそ、検査をしまくって状況を把握しなくちゃあいけないでしょうに。
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